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      ■平成19年9月12   要約  議事録  

■■■平成19年9月定例会 (9月12日)

 

9月質問要旨
1. 清掃センターでのごみの投入方法について
(1) 安全に安心して投入できる施設づくりを
2. 学校給食の残飯処理について
(1) 残飯の量について
(2) 残飯の処理について
(3) 炊飯器の導入について
質問1 清掃センターへの事業ごみ搬入の際のごみ投入者の安全確保のために、ダンピングボックスの使用拡大と設備の充実をお願いしたいが・・・
答弁1 一般ごみ搬入者との現場の状況に応じた柔軟な対応と、危険回避する施設設置を検討する。
質問2 学校給食の残飯の量の把握はできているか?
答弁2 学校により米飯、パンの残飯量が把握できていないところがあるが、今後把握していく。
質問3 残飯の処理について、堆肥化することで、自然界の循環システムに重ねて教育利用してほしい。
答弁3 平成20年に稼動する新給食センターでは、環境教育や食育の取組に活用できるように生ごみ処理する堆肥化システムの導入を間に合わせたい。
質問4 残飯が減るという米飯の自校炊飯の導入は考えられないか?
答弁4 自校炊飯方式を行うことは、設備面、経費面、人的配置の面で非常に難しい。

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      ■平成19年9月12日   要約  議事録  

        1.後藤光雄 2.市長 3.環境部長 4.後藤光雄 5.環境部次長 6.後藤光雄 7.教育長 8.後藤光雄 9.教育長 10.後藤光雄 11.教育長 12.後藤光雄

■■■平成19年9月定例会 (9月12日)

1.後藤光雄


議席27番すずか倶楽部の後藤光雄です。

今回、私は、御薗町にあります「清掃センター」でのごみの投入方法についてと、学校給食の残飯処理についての2点について質問をさせていただきます。
まず、清掃センターですが、私も、普段は寺家3丁目の集積所に、緑のごみ袋にいれて出していますし、年末などは、自分の車で、搬入もして処理していただいています。

そのほかに、家族で営む幼稚園は、事業者の登録もしておりますので、事業ごみの搬入として有料で処理していただいております。
皆さんご存知のことと思いますが、ごみを搬入した場合、家庭ごみを持ち込んだときは、ダンピングボックスという、トラックの荷台のような所に捨てさせていただいております。
このとき、職員の方も手伝ってくださるので本当にありがたいとよく思います。

事業系のごみを持ち込んだときは、直接ごみピットへ投入するように、指示されます。
どういう状況になるか、写真をご覧ください。

軽トラックで、刈り草を搬入した際の写真です。

「ごみの投入は、搬入者自身で行ってください」という看板が 確か掲げてあったと思います。
ごみピットへの投入口、車止めのように段差が下のほうにありますが、ごみを撒き散らしたくもありませんから、投入口まで いっぱいに車をつけた状況で、作業をします。

次の写真をお願いします。

これは、軽トラックの荷台から、ごみを投入しようとするときの景色です。
とっても深いごみピットに、10メートル以上はあるのでしょう。生ごみや、草などが、山積みになっています。

ここに 持ち込んだごみを投入するんですが、「落ちたら嫌だなあ」という気持ちと、「投げ入れる時に、一緒に落ちてしまわないか」という不安というよりも、恐怖心に近いものを感じて作業をしています。

次の写真をお願いします。

もちろん安全のために、「安全帯着用」と投入口の横に写真のように大きな看板と安全帯が備え付けていただいてありますが、構造上仕方がないのでしょうが、安全帯が投入口側にあるので、車に引っかかりはしないか、それで余計に落ちてしまわないかという気持ちにもなりますし、作業しにくそうだという感じもしますので、どうも殆ど使われていないような気がします。

次の写真お願いします。

安全帯が、投入口ごとにあることが見えると思います。写真のように、ダンプカーで、搬入した場合、また市民のごみを収集してくださる、パッカー車で、搬入したときは、ごみピットへ 投入しやすい構造になっているということがわかります。

写真 ありがとうございました。

ダンピングボックスでなく、ごみピットに自分で投入しなくてはならない事業者は、ダンプや、パッカー車を持っているとは限りません。
ダンプカーで搬入して、ごみと一緒にダンプのストッパーというか、荷台の端についている鉄板を一緒に落としてしまったという話とか、これは、焼かれて曲がった鉄板になって戻ってきたということですが、スコップや、鋤を落としてしまったという話しは、よく聞いていたものですから去年の秋頃、環境部長に、落ちそうで、危険であるから何とかしてほしいとお願いしたことがありました。

清掃センターの所長と相談してくださったと思うのですが、
私の2006年11月6日の日記に、清掃センターに ごみ 刈り取った芝生を捨てに行ったら、ダンピングボックスに投入するように指示されたと、しかも職員の人が笑顔で手伝ってくださったと書いてあります。

ごみを捨てに行って、「ありがとう」の気持ち、「スカッとした気持ちよさ」をいただいて帰ってきたというふうに日記に書いてあります。
ところが、6ヶ月後、今年の5月に清掃センターに行きましたら、「1番ゲートへ、自分で投入してください」に戻っていました。

そこに居合わせた職員の方に尋ねたら、事業系のごみをダンピングボックスで受け入れていたら、一般ごみの処理に手間取ってしまったので、元に戻しました。
という回答でした。

ごみピットへの転落事故はないかと尋ねたら、車ごと転落したことがあったとのことです。
落ちた人を どうやって助けるか尋ねたら、縄梯子で救助して下さるとのことでした。

十分危険性を把握しているということですから、一般市民の持ち込みごみをダンピングボックスで受けることは理にかなっています。
事業者のごみは、有料で処理していただいていますが、ごみを投入することを事業の一つにしている者ばかりではありません。
事業系のごみを搬入する者は、危険であっていいはずはないと思います。

確か、平成15年に120億円ほど投資して、増設工事を行って、市のごみ処理能力はグーンとアップしたことと思いますが、利用者の安全、安心してごみを搬入、投棄できる施設であってほしいと思いますが、このような現状をどのようにお考えなのか、お答えをいただきたいと思います。


2.市長


 それでは、後藤議員の御質問に御答弁申し上げます。

 平成15年12月に完成を致しました、鈴鹿市清掃センターは燃やせるゴミの焼却施設でダイオキシンの発生防止や有害ゴミ除去等、最新の公害防止技術による排ガス処理施設を設備を備えておりまして、周辺環境の対策に万全を期しておるところでございます。また、ゴミの焼却によって発生をした熱エネルギーを利用し発電を行う最新の施設を併設をしております。
市民生活の安定のために地域の皆様のご協力とご理解を賜りながら、今日まで操業してまいりました。

 さて、議員ご指摘の、ゴミ搬入時におけます安全対策につきましては、プラットフォーム内での車両の誘導や案内板等を設置するなど、職員等によるゴミピットへの投入時の補助を実施をしておりますので、ご理解を賜りますようにお願いを申し上げます。
なお、詳細につきましては、環境部長より答弁を致させますのでよろしくお願いします。


3.環境部長


 それでは、後藤議員の御質問に御答弁を申し上げます。

 清掃センターに搬入をされます燃やせるゴミはいろんな種類がございまして、乗用車からパッカー車、10トン車等、いろんな車両で搬入をされているところでございます。

 まず、家庭からのゴミを収集しております鈴鹿市の委託業者と事業所のゴミを収集しております民間の許可業者はパッカー車等で搬入をしております。
また、事業所のゴミを自ら搬入される事業者、家庭ゴミを直接持ち込まれる市民の方もございますが、これらの方は主に軽トラックや乗用車等を利用して搬入をされております。

 さて、議員ご指摘の事業系ゴミのゴミピットへの投入時におけますダンピングボックスの利用についてでございますが、家庭系のゴミを市民が直接持ち込まれる場合、ゴミのチェックとゴミ投入時の安全を確保するためにダンピングボックスを利用していただいておりますが、年末、ゴールデンウィーク等の混雑時におきましては、ダンピングボックスを利用していただけない場合もございますし、その場合には、投入扉前で職員がゴミを受け取りゴミピットに投入するようにして安全の確保に努めているところでございます。
また、事業系ゴミにつきましては、投入扉から直接ゴミを投入していただいておりますことから、ゴミ投入時の安全を確保するため、投入扉の横に安全帯を設置をいたしております。ゴミ投入時の転落防止対策をしておりますが、議員ご指摘のとおり、事業ゴミの搬入者に対しましても現場の混雑状況とかゴミ質、及び搬入車両等を勘案し必要に応じてダンピングボックスをご利用していただきながら、安全確保の向上につとめてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。

 また、当清掃センターの運営利用に関します規定につきましては、廃棄物処理施設条例と同条例施工規則が制定をされておりますが、御質問の利用規定については、特段の規定はございませんが、事業ゴミのダンピングボックス利用に対しましては、今後とも柔軟な対応をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。


4.後藤光雄


利用者の安全のために、柔軟な対応をして下さるというご回答だったと思います。ありがたいと思って聞かせて頂きました。よろしくお願い致します。

平成18年、去年の7月の25日、
生活産業委員会で静岡県掛川市の「環境資源ギャラリー」を視察に出かけました。
掛川市は、人口12万人規模ですけれども、合併前の旧掛川市とお隣の菊川市のごみ処理のために17年9月に掛川市・菊川市衛生施設組合が操業を開始した施設でした。

「ごみをただ処分するのではなく、ごみを有効に資源として再生利用する。それが環境資源ギャラリーの発想です。」として、

 「リサイクルプラザ施設」
 「ガス化溶融施設」
 「容器包装博物館」

の3本立ての子供たちの環境学習施設の役目も果たすものでした。

入ったロビーに地球儀がありました。

 「この地球儀に対する大気層の厚みはどのくらいでしょうか」
 「日本には美しい四季があるけど、どんな問題が起こっているかな?」
 「トマトが取れる季節はいつですか?」という問題や
 「ペットボトルの油の登場は何年だったでしょう?」
 「カップラーメン容器の4つの役目は何かな?」
という容器包装の問題や
 「森林減少による私たちへの影響は?」
 「森林資源・資源枯渇の原因を考えてみよう」

というような環境問題を問いかけ、学ばせる資料をそろえた施設でした。

職員の方が、「掛川、菊川にごみという言葉はなくなりました。すべて、資源です。」
とおっしゃっていたのが、記憶にありますが、燃える・燃えない すべてのごみが搬入でき、発生する熱で発電して施設で利用もしていました。
燃えるごみの処理量は、創業の17年9月5日から18年3月の7ヶ月で処理した可燃ごみは15,420トン。年間に直すと約26,400トンほどになるのでしょうか。

鈴鹿の燃えるごみの処理量は、62,000トンとのことですので、人口比20万人と、掛川12万プラス菊川の一部3万人を合した15万人のごみの量が26,000トンと比べると鈴鹿のごみの量がかなり多いという感じがします。

写真をお願いします。

これは、環境資源ギャラリーを見学をした時に廊下、窓越しで撮った写真ですので少し反射をしておりますが、この環境資源ギャラリーのごみピットは、5つの投入口があり、そのうち2つにダンピングボックスがあります。

ありがとうございます。

鈴鹿の場合は10の投入口に対して1つのダンピングボックスですから、随分搬入者の安全に対する気配りの姿勢の違いを感じます。

鈴鹿の清掃センターにも、先ほど様子を見て配慮していただくという回答を頂きましたけれども、ダンピングボックスを増やすとか、投入口と車の距離を離して、ごみを投入できるような 補助器具の設置などのハード面の改良は考えられないのでしょうか。

お考えをお尋ねします。


5.環境部次長


 それでは、後藤議員のダンピングボックス増設についての御質問に御答弁を申し上げます。さきほど、部長も申し上げましたが、設置されておりますダンピングボックスは1台のため、年末等の混雑時には、家庭ゴミを持ち込まれる一般の方でさえ、ご利用いただけない場合がございますし、更に今後におきまして、搬入車両の増加が予想されますことから、ダンピングボックスの増設等の対策は、安全確保のために重要な課題であると考えております。したがいまして、限られたスペース内での車両の動き、また費用面等を考え合わせた上で、設置に向け検討してまいりたいと存じておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


6.後藤光雄


 設置に向けて検討していただけるということで、ダンピングボックスは場所をとりますので、車の通行の邪魔になるかとも思います。なにか本当に安全にゴミを処理できるような補助器具等を一日も早く考えていただけたらと思います。よろしくお願い致します。

 それでは、2点目の「学校給食の残飯処理について」の質問に移らさせていただきます。

1)残飯の量について
学校教育は、知育・徳育・体育の3本柱といわれていましたが、そのすべてに影響を与える食育という考え方が根付いてきたと感じています。

地産地消。地元でとれる安全でおいしい野菜の利用もそうですし、「早寝・早起き・朝ごはん運動」に取りざたされるように食べること、食べるものについて 再認識する必要性があちこちで叫ばれています。

学校給食も、その目的は、始まったころとは 随分形を変えてきましたが、子供にとって、学びの場である学校の給食は、作ってもらって、いただくということだけでも大きな意味を持つものだと思っていますが、議会でも飯野の給食センターで残飯を堆肥化していることや、岡田町に新しく学校給食センターが整備されること、私もちょうど一年前の9/12に「給食センターではなく食育センターとして整備しては」という一般質問をさせていただいています。

そのときの回答を繰り返させていただきますと、
『給食センターを食育センターへということでございますが、 現在、飯野給食共同調理室  におきましては、小学校8校、幼稚園7園分の合わせて約4,300食の給食を調理いたしております。
 この調理室は、建築後30年以上を経過しておりまして施設・設備が老朽化しておりますので、新しい「給食センター」を建設する準備を現在進めているところでございます。
 この新しい「給食センター」におきまして、市内の幼稚園・小学校の給食調理にあたるのはもちろんでございますが、市内の子どもたちが、給食センターを訪れ、自分たちが食べる給食の調理の様子を見学できるように工夫するとともに、食の大切さや給食を作る人への感謝の場となることも視野に入れて、現在計画を進めておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。』
というものでした。

施設見学することを どこまで考慮していただいたか 少々疑問ですが、先の全員協議会で説明いただきました。食の大切さや、調理する人への感謝を教える機会として大いに活用していただきたいものです。
そこで、学校給食がどのくらい食べ残されているか、をまとめてもらったのが表になります。

表をお願いします。

「各学校残飯量調査一覧」とあります。学校名、食数は児童数+アルファだと思いますが、月平均量、一月の残飯の平均量がkgであらわされております。全体で言うと14,456食で1,884kgの残飯があるということです。ざっと数字を見ていただくと、もちろん子どもの数が違いますから、残飯の量も違いますが、似たような数字でも随分数字が違うかなという気もします。

ありがとうございます。

学校差が随分あるという印象なんですが、各学校で取り組みに利用していただければいいものだと思いますが、残飯量が、月平均となっていますから、実際の様子がちょっとわかりにくいものになっている気がします。
一月と言いましても、給食は多いときは22日、今年の6月ですと平日は22日ありました。例えば今月の9月、祝祭日が多いですので、平日の数は18日です。わかりやすく20日と考えて表を見ると残飯の月平均が19kgとありましたら、1日1kg以下ということになります。
341食で1kg以下というのは非常に少ないという印象を私は受けました。

少ないことはいいことだと思うのですが、随分学校間での違いが見られました。
数字をですね、1食あたりの残飯量に置き換えて比較をしてみましたら、1食あたり1.6gという数字の学校から12.6gという8倍の差がありました。残飯の計り方などが、もしや統一されていないような気もしますので、この表についての教育委員会の説明をいただきたいと思います。お願いします。


7.教育長


 御質問であります「学校給食の残飯処理について」御答弁申し上げます。

 まず、1点目の「残飯の量」についてでございますが、後藤議員が提示されております残飯調査一覧は、単独調理室を持つ小学校及び飯野協働調理室で取り扱う食数と、平成18年度1年間のパン・ご飯を除いた残飯の量を月ごとの平均で示したものであります。

 パン・ご飯の残量につきましては、単独調理校では残飯の把握を行っておりますが、その他の学校につきましては、一部、残量を把握していない学校もありますので、今後は、パン・ご飯を含めて、残飯の把握に努めるよう指導して参りたいと考えております。

 なお、残飯が出ること自体好ましいことではないことから、今後は、残飯の状況につきましては、栄養教諭等を通じて、各学校での食に関する指導に役立てていただけるような形で発信をして参りたいと考えておりますのでよろしくご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


8.後藤光雄


パン、それからご飯の残量が含まれていない、ということでした。

教育長が仰いましたように、学校の子どもたちの食事の様子が残飯に現れてくると思いますので、パン・ご飯を含めて是非子どもの教育に生かしていただきたいと思います。

アレルギーなどで、食べられないということはまったく別問題ですけれども、食べるということを考える上で食事が残される、捨てられる食べ物の存在を把握することがとても重要なことだと私も思います。
勉強を教えることは大切ですが、忘れても調べることのできる知識を教え込むことよりも、自分の体を作る食事の習慣、食べることを意識させることのほうが そんな基本的なことの重要さが、軽視されてしまっている気もします。

是非、残される給食をしっかり把握して、子供の教育に生かしていただきたいと思います

2)残飯の処理について

小学生たちに、「給食の食べ残しは、どうなるか、どうするかを知っていますか?」と、尋ねたことがあります。
元気な声で、「捨てるんやに」「燃やすんやに」「肥料にするんやに」という答えをもらいました。

2004年 平成16年8月5日にに文教福祉委員会で熊本県の人吉市へ学校給食センターの視察に出かけました。
人吉市、人口4万人弱のまちですけれども、4500食作るセンターを10億300万円の予算と1億1500万円の補助金で建てられた、鈴鹿と同じドライシステムで、計画しております飯野給食センターと同じドライシステムで、残菜利用堆肥化装置を備えた2,344mの給食センターでした。
鈴鹿の新しい給食センターは、2,781mです。マックス6,000食の能力ですから、若干違いますが、いい視察をしてきたと思っております。人吉市の給食センターでは、残菜、残飯で堆肥を作っていました。しかも、一日で乾燥し袋詰めされた肥料が、きちんと整頓されて利用されているということでした。

飯野給食センターでは、日量100kgが堆肥化されていると思います。
子供の回答が違ったのは、こういう状況からだったと思いますが、食べ物が簡単に「捨てられている」「燃やされている」という答えはとても残念です。

その飯野給食センターも岡田町に移転されますし、新しい給食センターでは、堆肥化の計画はありませんでした。「肥料になる」リサイクルされるシステム作りを、自然界の循環システムに重ねて教育される鈴鹿市の教育であってほしいと思いますが、教育委員会のお考えをお答えください。お願いします。


9.教育長


 2点目の、「残飯の処理について」御答弁申し上げます。

 現在、単独調理校から出る学校給食の残飯につきましては、業者委託により可燃ゴミとして処理されております。

 また、飯野給食協働調理室におきまして、ご承知のように、残飯を堆肥化するための生ゴミ処理機を設置し、そこで、残飯と調理中に出る残菜と合わせて処理し堆肥化しております。生成された堆肥は、現在、一部の小学校や幼稚園で花壇などの肥料として活用しておりますが、今後は、その積極的な活用に努めていきたいと考えております。

 今回、議員から御提案をいただきましたが、先の全員協議会におきましても新たに設置する給食センターから出されました残飯や残菜を環境教育や食育の教材として活用してはどうかとも御提案もいただいており、平成20年に稼動予定であります新給食センターにおきましては、環境教育や食育の取組に活用できるよう、生ゴミ処理機の設置を検討して参りたいと考えております。

 また、将来、計画しております、第2、第3の給食センター建設時には、残飯処理を考慮した処理機の設置も視野に入れた計画を検討してまいる所存でございますので御理解・御協力を賜りますようお願い申し上げます。


10.後藤光雄


残飯の処理について、ありがたい回答をいただきました。
20年稼動する時に、環境教育、食育教育のために生ゴミ処理機設置を検討してくださる。是非実現をしていただきたいと思います。

9月10日、おとといですが、杉本議員の質問に対する回答で、

鈴鹿市の場合、年間62,000トンの燃えるごみ、そのうちの21% 13,000トンが生ごみであるが、清掃センターで堆肥化することは難しい。

という回答だったと思います。

確かに清掃センターに持ち込まれるゴミを分別回収する方法など課題が多いと思いますが、是非学校の場では是非そういった取組をよろしくお願いしたいと思います。

かつて小学校4年生の副教材で、何年のことだったか定かではないのですが、「一軒で毎日卵のから1個分のごみを減らせば、一年間で、8,000万円の処理費が浮き、その金額は学校にプールを作るお金に等しい。ごみを減らしてプールを作ろう」
というようなメッセージの発信が行われていたことを、当時子供をそのくらいの学年で持っていたので記憶していますが、親でも記憶していますから、多くの子供たちが覚えているでしょう。
今は鈴鹿市全小学校にプールがありますから、プールをつくろうではありませんが、ごみを減らしていくための工夫は、環境部だけでなく教育委員会との連携で推し進めてほしいものだと思っております。学校給食は、第2第3のセンター化が計画されていたと思います。ぜひ、残念だけれども 食べ残された給食も「肥料になる」と全員が答えられる鈴鹿市にしていってほしいと思います。

昨年の9月の一般質問では、炊飯器の件に移りますけれども、
高知県南国市の例を挙げ、教室に炊飯器を置いて温かいご飯を提供できないかということをお尋ねしました。
難しいという回答でしたが、私が、給食を食べ残すことがあるという小学生に、ご飯が炊き立てだったら給食全部食べられそうですかと尋ねたら、多くの子供が「食べれる」と答えました。

給食の食べ残しという角度で いろいろと発言してきましたが、南国市は、炊飯器を導入したら残飯が殆どなくなったといいます。
会派視察で訪れた、福岡県築上町でも、学校の調理室でクラスごとに自校炊飯されておりました。こちらも残飯食べ残しは明らかに減ったとのことでした。

鈴鹿市にも炊飯器の導入をということについての教育委員会のお考え、昨年と同じ質問になりますけれども、メリット・デメリットをどのようにお考えなのか、ということをお答えいただきたいと思います。


11.教育長


 3点目の「炊飯器の導入」についてでございますが、平成18年度9月定例会でも御答弁申し上げましたとおり、本市の米飯給食については、現在、鈴鹿市産の米を使用して、業者による委託炊飯を実施し、市内全ての小学校と幼稚園に一週間のうち水曜日、木曜日、金曜日の三日間、米飯の提供を行っております。

 このような状況の中で、各学校に炊飯器を導入し、自校炊飯方式を行うことは、現状では、設備面、経費面、人的配置の面で非常に難しいと考えております。

 議員のご質問にございます炊飯器導入のメリット、デメリットでございますが、メリットといたしましては「炊きたてのご飯が食べられ、食が進む」といった点が考えられますが、本市の現状に鑑みますと米置き場、米研ぎ場、洗浄場など確保、炊飯用の調理員の新たな配置、衛生的な保管・管理に手間がかかるなど様々な課題もございます。

 本旨といたしましては、現在の方式を最大限に生かして地元産の米を給食で食することを通じて、食べ物の大切さや、作物を作っていただいている方々への感謝の気持ちを育てるとともに、望ましい食習慣の形成に努めて参りたいと考えております。

 いずれにいたしましても、子どもたちに、食育を通じて、より一層の教育活動の充実を図っていきたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、お願い申し上げます。


12.後藤光雄


 ありがとうございました。

 クラスごとに炊飯器を置く南国市の例、調理室で炊飯する築上町の例。子どもたちのためには、どうしたほうがいいのか、ということを考えて欲しいなというふうに思います。委託炊飯をしておるわけでありますが、自校で炊飯したほうが、温かくておいしいご飯を食べられるというふうに思います。契約やシステムを見直す勇気が大人の姿を見ている子どもたちの行動に、そして子どもたちの心に、子どもたちの生きる力に響いていくのではないかとというふうに私は考えます。是非、どうしたら子どもたちのためにいいのかという視点で考えていただきたいなというふうに思います。

 もちろん、簡単に炊飯器の導入ができるとは思っていません。子どもたちの食べ残しの原因がどこにあるのかは、しっかりと取り組んでいただきたい課題であると思いますし、この食の問題は今の日本、そして今後の日本が抱える子どもの育ちの多くの問題の根幹となることでもあると私も感じております。

 子どもの心は白いキャンバスだと言われております。大人の都合で子どもに何でも与える、ということはいいことではないというように思いますが、心はですね、乾いた状態になればものすごい勢いで吸収をしてくれます、渇きを癒す水をタイミングよく与えられるような投資、または設備の整備にはもっともっと気を配っていただいてもいいのではないかというふうに思います。次の世代、未来を作る子どもたちのための投資や教育はすぐに答えが出るものではないだけに、難しいものですけれども、しっかりと考えて取り組んで頂きたいと思います。

 一つ子どもの力というか、子どもの心の例を挙げたいと思いますが。
1992年6月11日のブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連の地球環境サミットで、カナダ人の日系4世で12歳の少女が、「私たち一人ひとりの力が世界を変えていける」という6分間のスピーチをしたということがありました。
この地球、人類の未来のために、大人の入れ知恵ではない、子供の素直な感性で、地球や、人間の行いをみつめ、未来の子供たちのために、未来の地球や人類のために今一人ひとりの力でやらなければならないことを、全世界に向けて、全大人に向けて発表したのです。
ここに、その6分間のスピーチが収められている本があります。『あなたが世界を変える日』セバン・スズキという日系4世の女の子です。

そんな子供たちの純粋な気持ちを、心に封じ込めることなく、鈴鹿の子どもたちの心の中にあるそういった純粋な思いを、くみ出してあげられる 引き出してあげられる鈴鹿市の教育の取り組みを切にお願いして私の質問を終わります。


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