TOP  戻る

■平成21年9月9日   要約  議事録

■■■平成21年9月定例会 (9月9日)

 

要約
1. 中学校プールの在り方について
質問 1) 1億円はかかるプールで水泳の授業は何回ぐらい実施されているのか
答弁 1) 学校の規模等で違うが、6〜12時限である
質問 2) プールの維持経費はどのくらいか
答弁 2) 1校あたり94万円がかかっている
質問 3) プールのない中学校にもプールを作るのか
答弁 3) 基本的な考えでは整備していく
質問 4) スポーツガーデン等の利用は考えないか
答弁 4) 移動の時間を考えると難しい。校区内の小学校プールの利用を考えてみたい
2. 市役所の土日開庁について
質問1) 白子地区市民センター日曜開設の試行が市役所土日開庁につながる計画はないか
答弁1) 現在はそこまでの計画はないが、市民アンケートの結果では50%以上の方が市役所の開庁を望んでいる
質問2) 鈴鹿市によく似た規模で人口22万人の群馬県太田市では、1局13課の土日開庁サービスを実施し、4,400万円の経費で5億円余の収納を実現しているが、市の考え方はどうか
答弁2) 同じ結果が得られるかわからない。よく分析して検討したい

TOP  戻る

■平成21年9月9日   要約  議事録

1.後藤光雄 2.教育長 3.後藤光雄 4.教育長 5.後藤光雄 6.教育長 7.後藤光雄

8.教育長 9.後藤光雄 10.生活安全部長 11.後藤光雄 12.総務部長 13.後藤光雄 

■■■平成21年9月定例会 (9月9日)

1. 後藤光雄


議席番号27 すずか倶楽部の後藤光雄です。

今回は、通告に従いまして、

  1. 中学校プールの在り方について
  2. 市役所の土日開庁について

の2つの質問をさせていただきます。
ご答弁、よろしくお願いします。

まず、

1:中学校プールの在り方について

ですが、3月議会で、平田野中学校の移転計画上のプール建設について、質問をさせていただきました。

その時の回答は、

「移転改築に関する基本設計業務に、まだ着手していないが、今後多くの方々から意見を聞いて、様々な観点から検討していきたい。基本的には。すべての生徒が、授業を通じて豊かな心や健やかな体を育成していけるような、環境整備が必要だと考えている」

という回答を頂いています。

平田野中学校の移転改築の時期も先に伸びていて、改築計画に どのような計画が上がってくるかわからない状況下でもありますので、今回は鈴鹿市としての、中学校プールの在り方、水泳の授業の在り方について、質問をさせていただきます。

鈴鹿の中学校は10校ありますけれども、現在8校にプールがあります。

今、建設中の神戸中学校の場合、屋外競技の部室、これは8部屋ですが、それと体育倉庫、屋外トイレを一体化しているのでプール建設費用として1億5800万円の予算が計上されていましたが、確かプールのみの建設でも8000万円〜1億円かかると聞いたことがあります。 

それだけのお金をかけて作ったプールで実際に子どもたちはどのくらい、何コマぐらい水泳の授業として利用しているのでしょうか。

又、プールの維持管理にかかる費用として、以前の調査で平成19年度の数字ですけれども、水道料・薬剤費・水質検査・ろ過機の点検費用等で1校当たり668,288円、これを8倍しますと5,346,000円ほどになります。

それだけかかっておりましたけれども、平成20年度はどのくらいかかったのでしょうか。

また、漏水や機械の修繕費も発生していると思いますが、その数字もお答えください。

 費用対効果とよく言われますが、実際に使用する時間数も加味して、中学校のプール、水泳の授業の在り方についての考え方をお答えください。


2. 教育長


それでは後藤議員の1番目のご質問「中学校プールのあり方」についてご答弁申し上げます。

市内の中学校プールのあり方についてでございますが、中学校学習指導要領の保健体育科の目標に、「心と体を一体としてとらえ、運動や健康・安全についての理解と運動の合理的な実践を通して、積極的に運動に親しむ資質や能力を育てるとともに、健康の保持増進のための実践力の育成と体力の向上を図り、明るく豊かな生活を営む態度を育てる」と、このように示されております。

そうした中で、水泳の指導の取り扱いについては、第1学年は必修、第2学年、第3学年は、器械運動、陸上競技および水泳のうちから、1つまたは2領域を選択して履修することとなっております。

このことを受けまして、本市のプールを設置している中学校では、泳力および泳法の習得や水難事故防止の心得などを学習のねらいとして実施しております。

また、プールを設置していない中学校では、保険分野で水泳との関連を図りながら、応急手当や救急法といった内容を学習するとともに、水難事故防止等につきましても指導しているところでございます。

授業時間数につきましては、学習指導要領には「水泳は何単位時間する」という記載はなく、地域や学校の実態を踏まえながら、生徒の能力・適正、興味・関心等に応じて3年間を見通した計画が重要とされております。

そういったことで、各中学校ではこのようなことを踏まえたうえで、それぞれの計画に基づいて水泳の指導を行っているところでございます。

その実施状況ですが、天候等にもいろいろ左右されるわけではございますけども、9月の予定を含めますと、1クラス当たり1・2年生でおよそ8時間、3年生でおよそ9時間実施しております。なお、この8時間から9時間という授業時間でございますが、保健体育の資料に記載されております年間計画のモデルプランによりますと、9時間となっておりますので、標準に近い時間ではないかと考えております。

次にプールの維持管理にかかる費用でございますが、昨年度の水道代、薬剤費、水質検査費は年間1校当たり77万6691円で、修繕費は16万7423円となっております。いずれにいたしましても、基本的な考え方としては、学習指導要領に基づいて水泳指導を実施し、心身ともに健全な発達が図れるよう環境整備に努めてまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申しあげまして、ご答弁とさせていただきます。


3. 後藤光雄


プールの水道代等の経費と修繕費を合わせると、水道料・薬剤費・水質検査・ろ過機の点検費用等で6,213,536円ですか。

19年度、先ほどの数字より867,000円ほど増えてて、修繕費が1,339,380円。

これも合わせると7,552,916円かかっているというふうに聞きました。

これは、年々増えるであろう経費だと思います。

もうひとつ質問しました、子どものプールに入る時間ですけども、学校の規模や生徒数、クラスによって差が出るのは当然だと理解しております。

私が19年度に実数を聞いた時は、確か2回から6回という幅の回答を頂いていたのですが、その辺りをもう一度お答えいただけますでしょうか。


4. 教育長


それでは再度のご質問にご答弁申し上げます。

どれくらい幅があるのか、学校によって違いがあるのはわかるが、どれくらいかということですけれど、本年度の水泳の指導時間の少ない学校で6時間、多い学校では18時間となっておりまして、その差が12時間ぐらいございます。

議員ご指摘のように、学校の規模によって、そういった差があること、あるいは水泳指導ができる
期間が6月あるいは9月までということで、この間、体育祭を実施する場合、こういったことも学校であったり、年間の行事とも重なってきたりして、いろいろ指導時間に違いも出て来ているのかなと思っております。

さらに学校によっては、2つの学級、あるいは1学級ごとに指導する場合、それぞれそこにまた時間数の違いも出てくるかなと思うのですが。

いずれにしても、現状では各学校の実情に応じた取組が行われておりまして、私ども教育委員会といたしましては学習指導要領に示されておりますねらいが達成できるよう今後とも指導に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。


5. 後藤光雄


私が19年度の実数として調査をさせていただいた時には、当時、白子中学校が850人の生徒数の規模だったのですけれど、例えば1学年10クラスあって延べ回数が10回だったんですね。

ということは、2クラス一緒に入っても2回という計算だったんですけども、その辺は改善されてきているんだというお答えだというふうに思いました。

2クラスを一緒に入れたりとか、プールは少し混雑するでしょうけれども、そういうふうに改善はされているのだというふうに理解をします。

本当に学校の規模かなり数が違いますので、その辺、年間計画等でうまく調整して、経費がかかってますので、うまく利用して頂きたいと思いますが、

プールの建設に1億円かかるというふうに先ほども言いました。

年間の維持費が8校で750万円強の費用がかかっている。1校当たり90万円以上になるわけです。

神戸中学校が来年9月に移転をして開校されますと、9校にプールがあるという状況になります。

回答にある、

「学習指導要領に基づき、水泳指導を実施し、心身共に、健全な発達が図れるよう環境整備に努めていく」

という事は、10校全てにプールを建設していくという考えだということでしょうか。

お答えをお願いします。


6. 教育長


それでは再度のご質問にご答弁申し上げたいと思います。

10校にプールを建設するのかいうことでございますが、現在は議員からもお話がありましたように8校にプールがございまして、来年度は新築する神戸中学校に新しく整備することになりますので、これで9校になります。

鼓ヶ浦中学校1校が未設置校となるわけですが、このことにつきましては、教育委員会といたしましては、これから時間もかかると思うのですが、基本的な考え方としては、市内全ての中学校にプールが必要であると、このように考えておりますので、どうぞご理解賜りますよう、よろしくお願いします。


7. 後藤光雄


今まで、プールのない学校では、保健分野で水泳との関連を図りながら、応急手当や救急法、水難事故防止等に努めるという回答をいただいておりますけれども、今年お隣の亀山で子供が川遊びに行くところを見かけた人が、学校に連絡してくださいました。

連絡を受けた先生が2人いたのですが、新任の先生で土地勘がなくて、捜したものの見つけられなかった。

残念ながら遊びに出かけた子どもはその川で亡くなってしまうという悲しい事故がありました。

何年か先に、何年になるかわからない、いつになるかわからない何年か先にプールを作るというふうに今お答えいただきましたけれども、鈴鹿の中学校における水泳授業の意味、泳力及び泳法の習得や、水難事故防止の心得などを習得するという目標が、鈴鹿市内全生徒に提供されていないという、このままでいいのでしょうか。

特に、命を大切にするという教育目標を掲げているのに、一緒に泳ぐ友達が溺れかかったときに、どうやって助けるかといった術を身につけられる機会も与えないままでいいのしょうか。

 水上安全法の講習を受けると、立ち泳ぎで5分間水に浮くこと――親指を水の上に出して足で5分間その姿勢を保つということをやります。

溺れているものを救助する際には、正面から近づいてしまった場合、蹴ってでも背後に回って救助しないと、藁をもつかむ溺れている者に救助者の自分まで引き込まれて一緒に溺れてしまう。背後から救助するのだ、ということを教わります。

 義務教育の小中学校を卒業する時に、一応社会に出る準備ができているというのが、学校教育の目的であるはずです。

だったら、中学校の水泳の授業では5分間の立ち泳ぎができるところまでは教えてほしいなと思います。

全員ができるところまでなんとか指導してほしい。

これが、命を守るとか、大切にするということではないでしょうか。

その上に、泳げる人は、他人が溺れた時に助けられる、そういった術まで身につけられる。

 こういうふうに考えると、プールのない学校の子どもや、例えば6回授業を受けても、準備運動とかありますからトータルすると中身は4時間ほどにしかならない。

命を守る術を身につけるには、浅すぎるプール、足が付くプールでやっています。

本当はそういう技術を身につけるためには、足の届かないプールで泳ぐという経験もさせてほしいと思います。

特に学校にプールがない子ども達、集中的にスポーツガーデンのプールだとか、石垣池の市民プールを利用するということが、何故できないのでしょうか。

その点についてお答えをいただきたいと思います。


8. 教育長


なぜ石垣池とかそういったプールを活用できないのか、ということで、再度お答えしたいと思います。

プールのない学校においては、例えばスポーツガーデン等や石垣池とか、そういうところを活用したらどうなのかということなのですが、仮に、鼓ヶ浦中学校とか、神戸中学校も現在ないわけですから、そういった学校で、スポーツガーデンへバス等での移動を考えると、だいたい20分から30分、準備も含めて、みんなが並んでするともう少し時間がかかるかな、と。かなり時間がかかるということ。

それから、その中で中学校は50分の授業ですから、50分授業をして。。。まぁ、2時間以上はかかるということになります。

こういったことから、学校の教育活動というのはこれだけではありませんので、他教科の授業時数の確保、いわゆる教育課程カリキュラムの適正な運営ということが難しくなってくるということで、スポーツガーデン等の施設を今、授業で活用するには、かなり解決しなければならない課題があるかなと思っております。

ただ、そういった一部の中学校で施設がなくプールを活用することができないということは、ずっと議員からも何度もご指摘を受けて、私も悩んでおります。

教育委員会の課題だということで思っておりますけれども、先ほど基本的な考えだと申しましたので、当面のひとつの方法としては、これは現場の学校の先生方のご意向とか協力とかを踏まえてのことですが、プールの授業を実施するためのひとつの方法として該当する中学校区の小学校のプールを活用できないか、もう一度空いている部分がないか、あるいは中学校に少し空けていただけるところがあるか、そういった小学校のプールを活用することができないか、このことについても十分ではないと思うんですね、議員は深いところでそういった立ち泳ぎとかそういったことを教えるべきだということをおっしゃっているわけですが、まずそういったことから少しでも検討して、その中で生徒への泳力および泳法の習得、あるいは先ほど申された水難事故防止のそういった取り組み、そういったものが少しでもやっていけないかなと今、思っております。

特に水の中で浮くというような基本動作から、命を守る、命を大切にするということを重点にして、私どもも考えておりますし、そういった点に先生方のご理解をいただきながら、なんとか進めていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくご理解賜りますようお願いいたします。


9. 後藤光雄


今の答えは、平日の授業の中にスポーツガーデンなり市民プールを利用するというお考えでの回答だったと思います。

もちろんそういうふうにやれば、時間が足りなくなりますよね。

「確かな学力を身につける」という目標から、よく教育長がおっしゃってますけれども、そういう点から言いますと、夏休み等を利用する方法もあるはずだと思います。

例えば、新型インフルエンザで、休校とか全国的にありますけれど、休校等になった場合、休日を利用してその休んだ分を補っているわけですし、水泳の授業をただ水泳の授業として授業数を消化するのではなく、水泳を通じて学習指導要領にある「ねらい」を実現するためには、校外実習のように計画すれば、きっと可能だと思います。

子どもたちに何を伝えたいのかというところだと思います。

その学習指導要領の「ねらい」、具体的に水泳の「ねらい」についてですが、

(1) 自己の能力に適した課題をもって次の運動を行い、その技能を高め、続けて長く泳いだり、速く泳いだりすることができるようにする。
 ア クロール
 イ 平泳ぎ
 ウ 背泳ぎ
(2) 互いに協力して練習ができるようにするとともに、水泳の事故防止に関する心得を守り、健康・安全に留意して練習ができるようにする。
(3) 自己の能力に適した課題の解決を目指して、練習の仕方を工夫することができるようにする。

というふうにあります。関連して言わせていただきますと、球技でも

(1) チームの課題や自己の能力に適した課題をもって次の運動を行い、その技能を身に付け、作戦を生かした攻防を展開してゲームができるようにする。
 ア バスケットボール又はハンドボール
 イ サッカー
 ウ バレーボール
 エ テニス、卓球又はバドミントン
 オ ソフトボール

というふうに挙がっています。

私はサッカーの専門ですので、サッカーで言わせてもらいますけれども、例えばクラスで半数に分けてボール1つでゲームをしている、そういう授業をよく見かけます。

でもですね、なぜボールが1つなのですか。

サッカーという競技は11人対11人、8人対8人、5人対5人でやるフットサルもあります。ボール1つです。

でも、生徒が授業中にボールを触れる回数を増やそうと思えば、ボールを3つとか4つに増やせば、ボールに触れないでただどうしたらいいのかわからない、ただ立って待っている、その時間を防げるんです。

もっとスポーツの楽しさもわかるんです。

例えばサッカーで90分間試合して、世界のトッププレイヤーでも2分しかボールに触らないんですよ。2分触ったら、それはもう世界最高級のプレーヤーです。

ですから、例えば授業でそういうふうに競技スポーツをそのままではなくて、なぜ子どもたちがそれをやるのかというそういう展開、その分解をして、そして取り組みをしてほしいというふうに思います。

そういった工夫が学校の体育の授業には必要なのではないかと感じています。

8月19日(水)に市民会館で行われた教育講演会で、相可高校の村林新吾先生が「教育は真剣勝負だ」と題してお話をしてくださいました。

私も聞きに行かせていただきましたが、本当に生徒思いの先生で、既成・慣例、いままでの例にとらわれない発想に感激をして、生徒たちの真剣なまなざしを想像しながらお話を聞きました。

私も中学校の保健体育1級の免許を持っていますし、子どもたちを指導していますから、課題を設定する難しさもわかっているつもりです。

課題設定が低過ぎれば、できる子のやる気はなくなるし、高過ぎると、力の劣る子のやる気がなくなってしまう。

でも、体育という授業は、机に座ってうける授業と違って、体を動かす以上、一歩間違えば、また打ち所が悪ければ、障害になったり、生命を失う、そういうリスクを負っているという意味では教師の真剣味を伝えやすい授業だと思っています。

学校の雰囲気は体育科の教師の姿勢で決まるというようなことは、私は教育実習、それから講師として務めた学校でもよくいわれてきました。

子どもに正面から向かって指導できる教科でありますから、学校の雰囲気作りとか、真剣味を伝えるという意味も、体育の授業にはあるというふうに思っています。

鈴鹿の中学校では、全員が立ち泳ぎが5分以上できる。
つまり、海や、川、湖に投げ出されても浮いていられるんだ。
立ち泳ぎしながらズボンをぬいで浮袋を作れるんだ。
さらには、溺れる人を助ける技術も身についている子供がたくさんいるだ。
そういう子どもたちを育てるんだという目標達成のために、

また、学校生活を終えてしまったら、水に親しむ、泳ぐとかそういう機会、スポーツに関わる機会が減ってしまうのではなくて、逆に学生生活のうちに、学生生活が終わっても水に親しむ豊かな生活を営める人づくりをする為に、授業の在り方、プールの在り方、それに関する経費のかけ方を考えてほしいというふうに思っています。

例えば夏休みにやって子どもを運べば、プールを作る費用とどっちがいいのか、子どもにはどっちがいいのか、というふうに考えてほしいということです。

中学生ともなれば、自分の親と、友人の親を比較したりするようになります。
大人や、教師の言葉を疑問視したりするようになります。
それ以上に先生の真剣な姿勢が、結局は生徒を育てているのだということを、村林先生もおっしゃっていたと思います。
水の事故で命を落とすという悲しいことが鈴鹿では起こってほしくない。
そういった意味で、水泳の授業の目的を達成するためのプールの在り方を、真剣に考えていただきたいと思います。

これは先ほど「悩んでいるんだ」というふうに、「課題だ」とおっしゃっていただきました。
ぜひともよろしくお願いしたいと思います。

引き続いて2番目の「市役所の土日開庁について」質問をさせていただきます。

白子地区市民センターの日曜日開設を試行されていますが、6月議会で伺った以降の利用状況と、今後の方向性についてお答えいただきたいと思います。

鈴鹿市では、住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書、登録原票記載事項証明書、住民票コード通知票の5種類の証明書の交付を市民課のサービスとして行っていただいているわけですけれども、戸籍謄・抄本、戸籍届、住民異動届、印鑑登録、及び税証明の市民課分並びに納税、福祉関係の相談がアンケートによる要望事項として挙がっているというふうにお答えいただいていますけれども、

群馬県太田市のように1局13課、これは外国人相談の窓口・市政情報コーナー・市民税課・資産税課・納税課・税滞納整理担当・市民課・介護サービス課・子ども課・健康づくり課・国民健康保険課・医療年金課・住宅課に上下水道局という1局13課が開設しているわけですけれども、例えば太田市の様に市民課窓口以外も広げて開設するという事も、今、試行していただいている白子地区市民センターの日曜開設の試行から検討されているのでしょうか。

お答えをいただきたいと思います。


10. 生活安全部長


それでは後藤議員の2番目のご質問の、市役所の土日開庁についての(1)白子地区市民センター日曜窓口開設の試行の状況と今後についてご答弁申し上げます。

まず、日曜窓口試行の状況でございますが、ご利用者は、開設いたしました昨年の11月2日から今年の8月16日までで延べ1,619人、1日平均といたしますと約40人の方にご利用いただいております。

また、ご利用者の居住地区につきましては、白子地区を始め、ほぼ市内全域に亘っております。

なお、証明書の交付数は、印鑑登録証明書が一番多く開設から8月16日までに935通、住民票の写しを893通交付いたしまして、この2種類の証明書で全体の約98%を占めておりまして、1日に平均約50通を交付しております。

次に、日曜窓口の今後につきましては、その方向性を検討するため、日曜窓口に来られましたご利用者に対しますアンケート調査を引き続き行っております他、7月1日から7月31日まで市民課及び各地区市民センターにおきまして、約2,100人の方にご協力いただきアンケート調査を実施いたしました。

また、メルモニ登録者にも同様のアンケートを実施をいたしまして、286人の方から回答をいただいております。

これらの回答結果では、開設場所は、過半数を超える方が本庁開設を希望しておられます。

さらに、現在、日曜窓口センターで行っております、住民基本台帳関係の証明書以外でどのような業務を希望するかとお尋ねしましたところ、市民課の業務としましては戸籍届の受付、及び戸籍の謄本・抄本などの証明書の交付、転入、転出等の住民異動届の受付、税関係の証明書の交付、印鑑登録の受付等を希望する回答が多数ございました。

現在の市民センターや市民課の職員体制や、他部局への要望などを考慮しながら、これらのご要望にお応えするにはどのような方法があるのか、現在、関係部局を交え、種々検討しているところでございますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。


11. 後藤光雄


ありがとうございました。

アンケートを取りましたら50%以上の人が本庁の開庁を望んでいるということでした。

実は、群馬県太田市に視察に行きまして、土日の開庁について伺ってきました。

群馬県太田市というのは、人口22万人、面積は176.49平方キロ、東京から北西に86キロ、スバル車の富士重工業、それからその関連会社が多い自動車産業中心の町であります。

このまちが市役所を、祝日、祝日と土曜日が重なる日、年末年始12/29〜1/3以外は午前8:30から午後5:15まで庁舎を開けてくださっているということです。

平成20年度の実数を教えていただいてきたんですが、祝日、祝日と土曜日が重なる日を除いた土日の開庁日が102日あったそうです。

内訳、数字を言いますが、4月から3月までの土日の来庁者合計が55,929人、電話件数が10,701件、収納したお金の合計が508,530,707円、これを1日平均にすると、548人が来庁し、105件の電話があり、4,985,595円が収められたということになります。

更に詳しく言うと、来庁者の内訳は、納税課13,358人 市民課12,079人、子ども課5,361人、国民年金課・医療年金課に4,511人――多い順に4つまで挙げました。

電話件数は、水道局3,125件、市民課1,637件、納税課1,123件、市民税課977件、子ども課803件だったそうです。

収納金額ですが、納税課412,097,210円、税滞納整理担当47,556,490円、住宅課13,612,760円、子ども課7,864,430円。

これを1日当たりにすると、来庁者が納税課131人、市民課118人、子ども課53人、国民年金課・医療年金課に44人になります。

電話も、水道局31件、市民課16件、納税課11件、市民税課10件、子ども課8件。

収納金額を一日当たりに直して課ごとに言いますと、納税課4,040,169円、税滞納整理担当466,240円、住宅課133,458円、子ども課77,102円になります。

対して、土日に開庁して増えた経費もうかがいました。

まず、人件費です。

職員の休日を、開庁するまでは土日が休みだったわけですから、その2日間の休みを金土に休んでいただく職員と、日月に休んでいただく職員、というふうに変更してローテーションを組むために15人の嘱託職員を雇用したそうです。

その15人の嘱託職員の賃金が29,700,000円。

これは一人当たり、129,000〜133,000円ですが、それの15カ月分になります。

これに共済費15人分が3,150,000円で、合計すると32,850,000円です。

水道光熱費が、約10,000,000円増えています。

情報公開の窓口を開けているのですが、これは委託しているということで、NPOへの委託料が、1,101,600円。

電算委託料は変わらなかったということです。

合計して44,000,000円ほどが増えたということです。

嘱託職員の雇用は、雇用促進にもつながり、土日開けたために収納できた508,530,707円に対したら、約8.6%の支出で済んでいます。

正規職員の土日の出勤状況ですけれども、市政情報コーナーは、NPOに委託をしておりますし、
市民税課は、4人対応しているわけですけれども、その内、正規職員は2人、
納税課は、5人対応ですけれども管理職1人、正規職員2人、嘱託2人、
市民課は6人態勢ですが、管理職1人と正規職員と嘱託員で5人。
子ども課は、4人態勢で正規職員2人、嘱託職員1人、臨時職員1人だそうです。

土日の開庁に伴って総括責任者という参事・副部長・部長級が出勤するそうですが131名いるそうで、102日間開庁しても、1人1回担当すればいいということです。

ここで、鈴鹿のことに触れたいのですれども、納税課が毎月末の2日間の24回に亘って17:15〜20:00までの夜間窓口を開設してくださっています。

それに年に5日、5/10, 5/24, 9/27, 12/13, 3/28と予定されておりますけれども休日窓口を開設してくださっています。

税の収納に関しては、コンビニ収納等を導入して収税のUPに繋がるように準備をしていただいているという話は聞いております。

鈴鹿市の、税の未納額、これはいくらになるかご存知でしょうか。

21年5月31日現在ですけれども、延べ21,993人、額にしまして2,319,000,000円の未納があるということです。

この回収方法についてはまた別の機会をいただくとして、太田市の人事課の職員さんに土日開庁して、よかったのは何でしょうかと尋ねました。

そうしましたら、税の滞納者に対して納税課以外の課の職員が協力して訪問請求をしているそうです。

かつては「払いたいけど、わしは仕事をしとるので平日は行けないんだ」という回答があったそうです。

でも、土日開庁してからは、そういう滞納者に対して、「土日も開いてますから是非お越しください」というふうに挨拶をして帰ってこれるようになったと、それで、なおかつ、収納率も上がっているというふうにおっしゃっていました。

人口的にも構造的にも、鈴鹿によく似た規模の太田市――だから、鈴鹿市も同じになるというふうには言えませんけれども、白子の市民センターの日曜開設が、土日の本庁舎の開庁につながってくれれば喜ぶ市民の顔が増えるのではないかというふうに想像します。

私を駅まで迎えにきてくださった議会事務局の職員さんが、「市役所は市民の財産ですから」とおっしゃっていたのがすごく印象的です。

これは建物だけではなくて、職員の皆さんも含めて「市民の財産だ」とおっしゃったのだというふうに思いますけれども、今の私の報告をどのようにお受け止めになられたか、市長なり部長なりのお答えをいただきたいと思います。

でも、これは課がまたがっていますから、市長ですね。市長のお答えを伺いたいと思います。

よろしくお願いします。


12. 総務部長


他課にまたがっておりますので、私ども総務の方で基本的な考え方をお答えしたいと思います。

白子の方で日曜窓口を開設をいたしましたのは、考え方としまして、今までですと土日が多くの方が休みでということでしたが、生活サイクルが多様化してまいりまして、土日も仕事に出られる方がお見えになる。

そんな中で、市民の要望の非常に高い業務についてお応えをするについては、そういった業務について土日でないと出られない方にお応えするためにサービスを提供したいと。

それから、この手のサービスにつきましては、周辺市町とのバランスも大事でございますので、他市との状況等も考えますと、そういったサービスについては鈴鹿市としても日曜日に窓口を開けて開庁したいというなことを考えた結果でございます。

投入する資源と、実際提供できるサービス、喜んでいただける方の満足度等も兼ね合わせた上で判断した上の窓口の開設でございました。

ただ、これが土日の全庁的な開庁ということになりますと、やはり喜んでいただける方の人数と投入しなければならない資源との兼ね合い、これは人件費だけでなく、いろんなものが関係してくると思います。

なお、私どもが土日の窓口として想定するにつきましては、土日でないと来られない方にそういうサービスを提供するべきだというような考え方でございましたので、先ほど太田市で紹介していただきました土日で102日開庁して、55,000人、あるいはその時に収納した税金等が5億、6億というのはですね、本当に土日でないと払えなかった人ばかりの金額であるのか、利用者の人員であるかとなると、そこらも精査する必要がございますので、そういった方面も考え合わせていく必要があると思います。

今、現在、私どもとしては、全庁的な開庁について、資源を投入して、あるいはその他の曜日の人員を減らしてでも、そちらへ回すことによって得られるサービスを要求する声というのがそれほど強いとも感じておりませんので、今すぐの土日の開庁について、検討するような段階にはないと考えております。


13. 後藤光雄


今の総務部長の回答で1点気になるところがありました。

先ほど「市役所は市民の財産だ」という言い方をしましたけれども、表現を変えます。

職員も働いています。サラリーマンです。

一般勤務の、今、土日にしかこれないという表現をされましたけれども、平日働いていて、平日に来ている人達は時間給をとったりして来ている人もいるわけです。

同じ労働者としてですよ、市民サービスって何か、市役所は誰のためにあるのかということだと、私は思います。

市民課に留まらない土日の開庁に向けて、現場の職員のローテーション、それを含めてどこまでのサービスが可能か、現場から意見を吸い上げないとこれは本当にできないと思いますので、是非、吸い上げる準備会議を設けていただいて、いい形で、それはサービスを提供する側も、受ける側もという意味で、両方が言い状況で1日も早い取り組みをお願いしたいというふうに思っています。

太田市の例ですけれども、平成14年7月に動き出して、15年3月1日から庁舎を開庁し始めたそうです。

半年強かかっているわけですけれども、その間には教育委員会も開けようかだとか、いろいろなことを試行錯誤しながら、最終的に1局13課にまとまったようです。

鈴鹿市なりの、鈴鹿市の開庁の在り方というのが当然あると思いますので、是非、市民ニーズがどこにあるかということを分析しながら、庁舎の取り組みがどこまでできるか、その辺りを現場の意見を吸い上げて、そういう準備会議を立ち上げて、1日も早い対応をお願いして、私の質問を終わらせていただきます。

ありがとうございました。


戻る TOP