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■平成26年9月5日   要約  議事録

■■■平成26年9月定例会 (9月5日)

 

1. 市役所・職員のあり方について
1) 職員の意識
①誰の為に働いているのか
②休暇の取り方
③情報の共有について
2) 市民視点の案内や表示
①同報無線のアナウンス
②庁内案内表示について
3) 総合計画のあり方
①縦割り行政とならない為に
②公共施設マネジメントとの関係
質問 窓口対応や、同報無線のアナウンスのあり方、庁内の案内表示で改善すべきと思われる点についての対応と、今後の中長期計画の立案に際しては、部・課を越えたプロジェクトチームを編成して課題解決をしていく方法に変えることが、公共施設マネジメント白書の活かし方だと考えるがいかがでしょうか。
答弁 常に、公共の利益の為に働き、市民の視点に立って、市民の期待に応える行政であるべきと考えています。皆様のご意見、他市の取組成果等を情報収集して、検討対応して改善していきます。中長期計画の立案に際しては、市民の皆様、職員で構成するワーキンググループとの適切な役割分担のもと、目指すべき都市像や地域の状態を共有して基本構想案を作成していく中で、公共施設の統廃合、長寿命化など財政負担の軽減や平準化に公共施設マネジメント白書を活かしていきます。

録画中継

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■平成26年9月5日   要約  議事録

1. 後藤光雄 2. 教育長 3. 総務部長 4. 後藤光雄 5. 総務部長 6.後藤光雄 7. 総務部参事 8. 後藤光雄

9. 防災危機管理監 10. 後藤光雄 11. 総務部長 12. 後藤光雄 13. 企画財務部長 14. 後藤光雄 15. 企画財務部長

16. 後藤議員 17. 市長 18. 後藤議員

■■■平成26年9月定例会 (9月5日)

1. 後藤光雄


議席番号21番、すずか倶楽部の後藤光雄です。

通告に従いまして質問をさせていただきます。

今回は、市役所・職員のあり方についてということで通告をさせていただきましたが、鈴鹿に住んで私30年になります。

議員生活も12年、議員も職員の方も多くが入れ替わってきましたし、時代の変化、物事の価値観の変化も強く感じているところですが、市民にとっての役所の務め、市役所職員としての心のあり方の、変わってはいけないところ、大切にしなければならないことが見失われてはいないかと危惧する出来事がありましたので、先ほど池上議員からも厳しい指摘がありましたが、議員の立場であえて言わせていただきますが、職員の皆様は他人事ではなく、同じ失敗を繰り返すことのないように、願う気持ちをくみ取っていただきたいとの思いを込めて質問させていただきます。

1.市役所・職員のあり方について

1)職員の意識

①誰の為に働いているのか

8月25日、平田野中学校の竣工式がありました。

来賓、建設会社、学校関係の皆様をお迎えして、2学期から使用される学校がお披露目されるめでたい席でした。

来賓席のイスにかかった名札の肩書が間違っていました。

学校に尋ねると教育総務課が準備したとのことでした。

間違っていたのは、あろうことか、文教環境委員会の委員長の役職名です。

式典の進行もお粗末でした。

市長あいさつの後、感謝状の贈呈に移りましたが、その場所に留まり下さいという指示に明らかに市長の戸惑う姿がありました。

事前の説明、事前のチェックがあればどちらとも避けられたことです。

人が行うことに完璧はないです。

しかし、学校の竣工式を行うときに、完璧を目指そうとする気持ちがなかったのでしょうか。

市長にも、会場に来ている人にも失礼なことです。

竣工式を仕切っていた教育委員会の、竣工式についての総括、反省会は行われたのでしょうか?

チェック機能が働かなかったのはなぜでしょうか?

お答え下さい。

併せて教育委員会にお尋ねしますが、教育長の正式な呼称(よびかた)はどうなっているのでしょうか。

今回のような、式典の際に、教育長の呼称は、鈴鹿市、教育長なのか、鈴鹿市教育委員会教育長なのか、教育委員会事務局教育長なのでしょうか。

これもお答えをいただきたいと思います。


2. 教育長


それでは、後藤議員御質問の「市役所・職員のあり方について」のうち、「職員の意識」「①誰のために働いているのか」に答弁いたします。

平田野中学校の移転改築事業につきましては、校舎棟及び屋内運動場棟の建築工事、グラウンド整備工事などの土木工事も完了しまして、予定通り9月1日には、新しい校舎での授業等、学校生活が順調にスタートしております。

8月25日には、新しい平田野中学校におきまして、市議会議員の皆様をはじめ、建設委員会の皆様や多くの地域の皆様、さらには平田野中学校の関係者の方々をお招きし、竣工式を執り行ったところでございます。

市議会議員の皆様におかれましては、大変御多忙な中、御出席いただきましたことこの場をお借りいたしまして、あらためて御礼申し上げます。

どうもありがとうございました。

その竣工式の式典におきまして、議員御指摘の不手際がございましたことには、たいへん申し訳なく思っております。

また、残念に感じております。

御迷惑をおかけしました議員の皆様はじめ、御不快な思いをおかけしました皆様には、心よりお詫び申し上げます。

今後は、日々の業務から、改めて一層の確認意識の強化を図ってまいります。

申し訳ありませんでした。

次に、教育長の呼称についてでございますが、このことにつきましては、規定されている法律の条文、または明らかに根拠を示している法律の条文は、ございません。

しかしながら、地方自治法第180条の5第1項におきまして、

普通地方公共団体の執行機関として、教育委員会を置かなければならない。

とありまして、そして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第16条第1項では、

教育委員会に、教育長を置く。

と規定され、同条第2項においては、

教育長は、教育委員会が任命する。

と規定されております。

これらの法律には、普通地方公共団体に教育長を置くという規定は、ございません。

また、本市では、鈴鹿市教育委員会教育長という表記がなされている条例等の規定はございますが、鈴鹿市教育長と表記されている条例等の規定はなく、鈴鹿市教育委員会公印規程においても、鈴鹿市教育委員会教育長と規定されております。

さらに、文部科学省や三重県、及び、他の地方公共団体が使用する教育長宛ての文書や会議録等において使用している呼称につきましても、「教育委員会教育長」が使用されております。

なお、教育委員会は、地方公共団体の執行機関であることから、教育長が地方公共団体の公務員であることに変わりはなく、鈴鹿市教育長という呼称につきましても誤りであるとは考えておりません。

ただ、本市の条例等の規定や国及び他市の状況から、教育委員会教育長とすることが一般的であると考えております。

以上です。


3. 総務部長


それでは、引き続き私から、答弁申し上げます。

私たち職員は、地方公務員法及び鈴鹿市職員服務規程において、

全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、全力をあげて職務の遂行に専念しなければならない。

と定められています。

常に、公共の利益のために働き、市民の視点に立って、市民の期待に応える行政であるべきと考えております。

そのためには、常に、報告、連絡、相談を基本に情報を共有し、組織として業務にあたることが重要でございます。

職員も、日々多くの業務をこなしておりますが、仕事における優先順位をつけ、仕事の段取りを組み、成果品については確認を行い、相手に対する気配りも怠ることなく実施すべきと考えております。

また、上司であれば、より注意を払い、部下を指導していく必要がございます。

今回、至らぬ点を御指摘いただきましたので、気持ちを引き締める機会として捉え、チェック体制を強化し、質の高い行政サービスの提供に向けて、組織として一丸となって取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。


4. 後藤光雄


教育長の方から反省会の回答はなかったのですけれど、指示をしていただいたということで、再発の無いよう、よろしくお願いいたします。

学校現場と教育委員会との連携が取れていないなあと感じたことも、実はこの竣工式に参加して思いました。

お招きする側としたら、会場の暑さ対策とか、お越しいただく方々に、良好な環境を提供しようとするのが当然ですが、式典を行った体育館の、両サイドの出入り口の扉を開けて風通しを良くして下さったのは、体育館を建設した会社の社長さんでした。

またグラウンドの部室の横に手洗い、足洗い場が見当たりませんでした。

神戸中学校建設の際の反省点が活かされているのかなあ、とも思いました。

学校は、地域のステーション、拠点になるように、先生方も、建設案を作る教育委員会も事前にしっかり考えて欲しいとお願いをさせていただきたいと思います。

「公務員は全体の奉仕者として公共の利益の為に、全力をあげて職務の遂行に当たることが使命だ。」とお答えいただきました。

周りを気にしろ、気を配れということだけではなく、誰の為に何をするのかという意識を常に持ってほしいとお願いをさせていただきます。

続いて

②休暇の取り方について

伺います。

市役所ですから書類の受け付け、許認可、等々、市民と接触する職場が当然あります。

金曜日に許可申請に来た人が、窓口の担当の職員が休暇で留守だったので、翌週出直しせざるを得なかったという声を聴いたことがあります。

こういった窓口の職員の休暇申請には、何か制限なり、調整が図られているのでしょうか?

お答えください。


5. 総務部長


続きまして、「休暇の取り方」について、答弁申し上げます。

職員の休暇につきましては、労働基準法並びに鈴鹿市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び同規則により、年次有給休暇、いわゆる年休をはじめ、結婚、出産その他の特別の事由により、勤務しないことが相当と認められる特別休暇などがございます。

議員御指摘の休暇の取り方でございますが、一般的によく取得する年休につきましては、「任命権者は、職員の請求する時季に与えなければならない」とされております。

「ただし、請求された時季に年休を与えることが公務の正常な運営を妨げる場合においては、他の時季にこれを与えることができる」ものでございます。

実際には、職員から休暇申請があった場合は、所属長が公務への支障の有無を判断し、これを認めるというものでございます。

当然、職員は、自己の休暇によって、公務に影響が生じることがないよう、上司をはじめ、他の職員との情報の共有・連携を図り、各職場の状況に応じた対応をとっているところでございます。

しかしながら、今回議員から御指摘をいただいた点につきましては、市民サービスの低下を招くことのないよう、各職場での連携を密にし、組織として対応ができる体制の徹底を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。


6. 後藤光雄


今以上に職場の連携をとり、組織としての対応をして下さるということだと聞きました.

今年の7月に宮崎県の綾町に『観光振興について』視察に行きました。

人口7287名、面積95.21平方キロメートルのまちで、職員数が94名という規模ですが、年間85万人以上が観光客として入り込み、一般会計48億円規模ですが、ふるさと納税を2億5千万円近く集めるという宮崎市に隣接した町ですが、そこの職員の方々の対応から、一つの企業の社員のような一体感を感じました。

町長が目指す、町が目指す方向を説明する職員の態度に顕著に表れていました。

規模が違いますが、鈴鹿市の職員にもそうあってほしいと思いました。

先ず、その為には職員の情報共有は欠かせません。

課内の情報の共有はもちろん、横断的にも情報を共有する必要があります。

そこに上意下達、下意上達の仕組みも必要になってきます。

③情報の共有について

職員間の情報の共有について、どのように取り組んでいるか、お答え下さい。

取り組みについてのお尋ねをさせていただきます。

又、東京の江東区に視察に行き、対応して下さった職員さんとの、その後のメールやりとりの際に、江東区ではITセキュリティ確保の為に上司へのCC添付を義務付けています。

ということでした。

これも情報の共有という意味でも大切なことと感じましたがいかがでしょうか?

お答え下さい。


7. 総務部参事


続きまして、「情報の共有」について、答弁申し上げます。

まず、本市におけるメールの取扱いについて、でございますが、庁内LANの入り口となるポータルサイトに、メール利用時の注意事項など、セキュリティ面を基調とした「メールの利用について」という要領を掲載し、周知をいたしております。

ただし、御紹介のございましたCC、カーボンコピーを使用した、メールによる情報共有の取決めや指導等は、これまでのところ行っておりません。

また、他の情報の共有方法としましては、庁内LANのグループウェアの中に、それぞれの所属やグループ用の電子掲示板がございます。

ここに不在中の注意事項等を記載して、上司や他の職員と情報を共有することができますし、庁内LAN上の所属の共有フォルダに、メモ・ファイルを掲載しておく方法もございます。

その他、従来の紙による伝言等も含めまして、不在中に共有すべき情報の内容とその量、また機密性等に応じて、各所属で手段を適宜選択し、情報共有を図っているところでございます。

今後も情報共有を徹底し、窓口等における対応時に、市民の方々に御不便をおかけすることのないよう、鋭意取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


8. 後藤光雄


共有すべき情報の伝達、とてもたいへんなことだと思います。

市民サイドに立って、その重要性を認識して、取り組んでいただきたいと思います。

ずいぶんと前のことですが、伊賀市の住民自治条例作成に際してのタウンミーティングに出席していたことがあります。

その際に、市の責務について、情報共有するというのは、住民が窓口にきて必ず明確な答えをもらえるということだ、という話が出ていました。

鈴鹿市も、そこまで目指してもらいたいとお願いをします。

2)市民視点の案内表示について

役所の起こりは、そもそも、住民だけではできなくなった共同生活のために税の負託を受けて、安心安全の市民生活を担保、保証しているわけですが、そうすると、もっともっと市民の為に、ということに徹底すべき点があるのではないかということで質問をさせていただきます。

①同報無線のアナウンス

市内90ヶ所に設置された同報無線については、聞き取りにくいという声に、何度かの調査をしていただいてきたわけですが、7月4日付の朝日新聞に、

「防災放送局アナ指南」津市など「聞き取りやすさ」検討

という記事が載っていました。

内容は、津市と国土交通省三重河川国道事務所が、防災行政無線を分かりやすく伝えようと、学識者や放送関係者による検討会を設けた。

市職員が地元ラジオ局のアナウンサーに教わって放送のやり方を変える。

これまでは、平板な口調で『避難勧告を発令しました』と1回伝えるだけだったのを、

『安濃川の水位があがっています。洪水の恐れがあります。避難勧告を発令しました。安全な場所へ避難して下さい』

この部分を3回繰り返してから、対象地域の名前を伝えるとのことです。

2006年の香良洲町、一志町、白山町との合併で486か所に設置されている屋外スピーカーで災害情報を流しているそうですが、以前は事前に録音された『棒読み』のメッセージを放送していたそうで、緊急放送時の際に流すチャイム音もサイレンに切り替える工夫もしている中、市職員28名がFM三重のアナウンサーから『特訓』を受けるというふうに報道されていました。

8月9日の鈴鹿、四日市に全市民避難指示が出た、台風の影響による大雨の時も、三重大学防災対策プロジェクト室の川口教授によると、内容も含めて津市の緊急放送は素晴らしかったと評価されています。

鈴鹿市の防災危機管理課は、この状況をご存知だと思いますが、何か対応を考えているのでしょうか?

お答えください。


9. 防災危機管理監


それでは、「市民視点の案内や表示」に関する御質問の内、「同報無線のアナウンス」について答弁を申し上げます。

本市では、災害時の情報伝達手段の一つとして、平成25年4月から、同報無線システムであります防災スピーカーの運用を開始しております。

防災スピーカーは、災害時において、屋外にいる地域住民等に「避難勧告」や「避難指示」などの緊急情報を伝えることにしておりますので、わかりやすく放送することは、大変、重要な要素であると認識しております。

議員が紹介されました、津市の検討委員会につきましては、本年5月28日に、津市と国土交通省三重河川国道事務所が共同で立ち上げたものでございます。

この委員会は、地元アナウンサーや防災の専門家などで構成されており、防災無線による緊急放送をわかりやすく伝えるために、「わかりやすい」表現や、「聞き取りやすい」発音などにつきまして協議がなされ、現在、放送文がマニュアル化され、アナウンサーの指導による発声訓練も行われているとのことでございます。

本市におきましても、防災スピーカーの放送について、音声到達エリア内における内容が聞き取りづらいとの御意見を頂戴しております。

また、台風11号の災害対応を受けまして,現在,避難勧告や避難指示の伝達文、伝達内容の見直しを行っておりますので、津市の取組の成果について、情報収集を行い、本市でも、そのノウハウの活用を検討してまいりたいと考えております。

御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。


10. 後藤光雄


津市の成果について情報収集を行って・・・という、こうしている今、大きな地震が起こるかもしれない、市民を守る行動を起こさなければならないかもしれない、という緊張感のない回答だったというふうに思いました。

危機管理室の職員には、特別に制服を貸与して職務中の緊張感が傍からもわかるようにしたらどうでしょうか、市長。

制服でピシッと締めていただくと――そういうふうに思います。

日本で一番防災意識が高いと言われている静岡県の防災に対する取り組みを学んでいただいて、抜き打ちの避難訓練までするという、それが市民に慣れて初めて防災訓練の成果があるというふうに書かれていますけれども、鈴鹿市民の安全を確保して下さい。

よろしくお願いします。

②庁内案内表示について

平成20年6月議会で、男性20人に一人という色弱の方々にとって不利にならないように「色のユニバーサルデザインに取り組んでほしい」というお願いをしました。

この点についての市の取組みをお答えをいただきたいと思います。

又、市役所庁舎には、いろんな部、課、室がありそれをエレベーター前とか玄関ホールに表示していただいています。

もちろん窓口にも課の名前が表示してありますが、ローマ字表記であったり、英語表記が使われていたりします。

防災危機管理課と、ローマ字で表記してありますが、災害対策本部はDisaster Management Officeと英語表記になっていたりします。

職員の皆さん、ご自分のところはどう表現されているかご存知でしょうか?

庁内の案内表示についての基準、見解を教えて下さい。

もう1点、平成23年9月の一般質問で、職員の座席表をエレベーターホールに表示して下さいというお願いに、末松市長はすぐ対応をして下さいました。

現在、A3用紙に座席表が描かれていますが、老眼をかけるようになった私が読みとるにはとても苦労する文字の大きさです。

末松市長は2期、県議会議員を務められているし、大森副市長は県庁にお勤めでした。

県庁の同様の職員配置表示はご存知であるはずですが、もっと大きいものです。

鈴鹿市の表示が、なぜあんな小さな物になってしまったのか、観る人のことを考えているとは、とても思えませんが、あの程度になっている理由を教えて下さい。


11. 総務部長


それでは、「庁内案内表示について」の御質問に、答弁申し上げます。

本庁舎内の案内表示につきましては、新庁舎建設計画時に「庁舎の運用・福祉厚生部門検討会」を開催し、その中で、障がい者の視点での表示方法について、福祉関係部署と協議するとともに、障がい者団体の代表者の方々にも直接ご意見を伺いながら、検討を重ねてまいりました。

しかしながら、様々な障がいをお持ちの方がおみえになりますことから、いただいた全てのご意見を反映することは出来ず、最終的には、当時の「三重県バリアフリーのまちづくり推進条例」、現在の「三重県ユニバーサルデザインまちづくり推進条例」を参考に表示方法を決定いたしました。

また、外国人に対する表示方法につきましては、来庁される外国人のために日本語のほか、日本語を読むことができない方にも分かるようにローマ字表記にする方針で進めておりました。

その後、市民対話課等との協議を重ねた結果,本庁舎を訪れる外国人の中で当時多くを占めました、ポルトガル語のブラジルの方、スペイン語のペルーの方のご意見を反映するとともに、外国人が、市職員等に問い合わせる際にも、ローマ字で表記してありますと、日本人が案内しやすいというメリットもあり、現在の表記となりました。

しかしながら、議員ご指摘のとおり、表示方法にはローマ字と英語が混在するなど、分かりにくい部分もあろうかと存じます。

また、庁舎完成後10年近くが経過しまして、時代の変化と共に、市民ニーズも多様化してきましたことから、機構改革等で課名表示等を多く修正する機会に、皆様のご意見をお聞かせいただきながら、表示方法の見直しを行ってまいりたいと考えております。

なお、各階のエレベーターホールの壁面には職員の座席表を掲示しておりますが、紙のサイズがA3版であり、名前の文字が小さくて見にくいとのご指摘をいただきましたので、今後、より見やすい表示方法を検討してまいります。

ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。


12. 後藤光雄


日本語は、世界で最も難しい言語だと言われるぐらいですから、特に外国人に伝える際には相当気を使わなければならないと私も思います。

弘前大学のホームページに、優しい日本語の作り方と、優しい日本語の12のルールが掲載されています。

情報を伝える際に、聞き手にとってわかりやすい表現などが、詳しく示されています。

私たちがよく使う、災害対策などでよくつかわれるライフラインという電気、ガス、水道などの生活に必要な設備を指す単語も英語では、『命綱』というような直接的な意味になってしまうというようなことも書かれています。

そういう意味で、特に緊急時には、言葉が通じるかどうか事前にチェックしておいていただくことが必要かなと思います。

表記の仕方、話し方などとても参考になるホームページですので、是非活用していただきたいと思います。

3)総合計画のあり方について

平成23年の地方自治法の改正で、基本構想の策定と議会での議決に関する規定は廃止されました。

総合計画の位置づけを、策定作業も含めて考えると、時代の変化に対応できなくなるとか、縦割り行政を打破しないと、計画の実現は無理だと言われています。

鈴鹿市は、平成28年からの8年間の計画を策定しようとしています。

その考え方をお答え下さい。


13. 企画財務部長


それでは、「総合計画のあり方について」の御質問のうち、新たな計画の策定に関して縦割り行政とならない為にということでご答弁をさせていただきます。

第5次鈴鹿市総合計画が平成27年度で終了するため、本年度から、まちづくりの新たな中・長期的ビジョンとなる総合的な計画の策定に取り組んでいるところでございます。

計画の策定に当たりましては、今後、継続的に人口が減少する社会におきましても、市民生活に欠かせないサービスや都市機能が維持できるよう本市を取り巻く長期的な社会経済環境を把握した上で、地域のビジョン等を検討するため、将来展望の予測による現状分析等を行いながら、取り組むこととしております。

具体的な策定方法につきましては、先ず、基本構想におきましては、地域が目指す都市像や地域の状態を掲げるほか、それらの達成度が測れるよう成果指標を設定するとともに、行政経営マネジメントに関する考え方なども明確にし、基本構想を具現化する基本計画等における施策や事務事業を進めていく上での指針となる要素も、市民の皆様にわかりやすく示していきたいと考えております。

次に、基本構想の実現に向けた具体的な施策等の方向性や手法等を示すものとなる、基本計画におきましては、計画の運用面を重視し、計画の実効性を高めるための仕組みを構築していきたいと考えております。

具体的には、各分野における個別計画との関係性を整理し、計画体系の総合化を図るほか、計画と予算や行財政改革など、他の行政システムとの連携を図ることも考慮し、マネジメントシステムの総合化にも取り組み、組織全体が機能し、実効性のある計画にしていきたいと考えております。

本計画につきましては、市の将来的なまちづくりの方向性を示すものでございますので、今後、市議会や市民の皆様とも、適宜、情報共有を図りながら進めていきたいと考えております。


14. 後藤光雄


7月に戴いた新たな中・長期的計画の策定についてという資料を見直しました。

将来リスクの予測として、このままいくと27年後の人口が鈴鹿市は13000人減少する、高齢化率は33.1%――20000人の増加になる、生産年齢人口は55.4%――24000人の減少になる、若年人口割合は11.5%――8500人が減少とするという数字のもとで政策を組んでいくのですから、各部局の職員で構成するワーキンググループと、市民の皆様にも参加していただいて地域が目指す将来ビジョンを描いて、成果目標を設定すると言っても机上の空論になる気がしてなりません。

津波の被害想定の見直しで、海辺の家は売れなくなり、アパートの入居者も減ってという変化が起こっているのです。

中勢バイパスが完成すれば宅地開発も動き出すでしょう。

全国的な、人口減少傾向は認めますが、一極集中の見直し、つまり地方都市への政府機能の分散や、労働環境の変化、一番にこのまま子どもが減ってもいいのだろうかという未来への不安や、子どもが育つ環境や、教育のあり方に対する意識の変化がでてくるという予想は、的外れでしょうか。

右肩下がりの未来予想の中で、将来像を描く総合的な計画を立てるということの難しさを考えると、現状のリスクを把握したうえで、鈴鹿市の人口減少が起こらない為に、各課毎に、鈴鹿に住みたくなる施策を提案させて右肩が下がらないような未来予想を立てて将来計画を組み立てるのも、町の元気を盛り上げる為の、一つの手だと思います。

国は、急成長期に建設した公共施設のメンテナンスに巨額の費用が必要となってくるという予想のもとに、公共施設のマネジメントをするように決めました。

しかし、このマネジメント白書を、施策に反映させようとすると、総論賛成、各論反対的な地域エゴによって前に進めないという自治体が出てきています。

鈴鹿市の公共施設マネジメントの進捗状況と、新たな中長期的計画との関係や推進体制についてどのように考えているかをお答え下さい。


15. 企画財務部長


それでは公共施設マネジメントとの関係についての御質問につきまして答弁申し上げます。

本市が取組んでおります、公共施設マネジメントは人口減少社会への移行に伴い、公共施設の利用需要が変化することが予測されることを踏まえまして、公共施設の全体の状況を把握し、中・長期的な視点をもって更新、統廃合、長寿命化などを計画的に行うことで、財政負担の軽減や平準化に繋げていこうとするものでございます。

現在の取組についてでございますが、本年度において、公共施設の現状や課題をわかりやすく示した公共施設マネジメント白書を作成し、次年度以降において、適切に維持管理するための維持保全計画、さらにその後には、公共施設のあり方について検討する再編計画の作成を予定しております。

公共施設マネジメントの取組を効果的に進めていくためには、庁内や市民の皆様との意識の共有と、推進体制の整備が不可欠であると考えております。

このため、先ずは、全庁的な取組として、庁内での情報共有を図るため、階層別研修会等を実施し、その後、市民の皆様とも情報を共有して、全市的な意識醸成を図っていきたいと考えております。

また、庁内での推進体制につきましても公共施設マネジメント白書の作成と合わせて検討し、効果的に公共施設を維持管理していけるよう整備し、基礎自治体としての基盤強化に繋げていきたいと考えております。

このような公共施設マネジメントの取組は、人口減少社会が進展する将来を見据えた新たな中・長期的計画の策定には、重要な要素であると考えておりますので、この考え方を常に意識して、新たな中長期的計画が実効性のあるものとなるように、取り組んでいきたいと考えております。

以上でございます。


16. 後藤光雄


公共施設マネジメント白書が本年度中に作成されるということです。

予算の積算をみてみると、まだ出来上がってはいませんが、その意識がとても反映されているとは思えません。

担当課による、該当施設運営の為だけの考え方、予算取りが、是正されている状況だとは見えません。

是非、もっと意識の浸透を図っていただきたいと思うのですが。

8月29日の新聞に『合川小学校小規模特認校に』鈴鹿市教育委員会指定学区外から通学可という記事がありました。

総合計画に取り組み方について、私なりの意見をこれから述べさせていただきたいと思いますが、そういう教育委員会の記事に対して、私が特に言いたいのは、合川小学校の生徒が減って、複式学級になりそうだという問題と、稲生小学校の生徒が増えて仮設教室を建設する必要が出てきた。

旭が丘小学校もどんどん生徒が増えているけれども、仮設教室はつくらないと公言していると。

等々の問題を教育委員会内だけの問題として対症療法的に、小規模特認校にするということにしてしまった気がしているからです。

合川小学校の生徒で、もっとたくさんの子どもの中で学習したいという子があらわれたら、どう対応しますか。

それに、英語教育によって子どもを集めようという考え方は、市内の子どもに提供する教育に差をつける、差をつけてしまうという点でそもそも行うべきではないことではないでしょうか。

英語教育の特化で特認校にするのは県下で初めてというように、新聞記事にも載っていましたが、これは称えられることではなくて、恥ずかしいことだと思いませんか。

この学校のあり方、子どもの数の問題は教育委員会だけの問題とせず、生活安全部・文化振興部・環境部・保健福祉部・産業振興部・土木部・都市整備部・防災危機管理課も入った、例えば、鈴鹿市の「教育環境を考えるプロジェクトチーム」を作って、戦略計画を策定するような取り組みでないと、付焼刃的な物になってしまうし、その戦略計画の説明にこそ公共施設マネジメントが、説明資料としていきてくるというふうに私は思います。

かつての総合計画を、ホチキス計画と揶揄されています。

従来の、体系的、網羅的な施策で描かれた、優先的、重点的に実施する施策とか、事業の個別計画が見えなかった、そんな総合計画ではいけないのだ、通らない時代がきていると思います。

これからは、優先的、重点的に実施していく事業を絞り込み、それを展開する中で、民間の変化だとか、時代の変化に対応する形で自治体運営をしていかなければならない、そんな時代がきていると思います。

プロジェクトに参加するという意気込みと達成していく充実感が職員の姿勢にも反映されるでしょうし、職員の元気は町の元気につながります。

大きな問題もなく、住みやすいまちとして成長してきた鈴鹿市ですが、子どもたちに、送り渡していくには、職員のあり方も、市役所のあり方も、今が見直す時期だと感じて質問をさせていただきました。

住みたいまちにするという市長のお言葉を借りれば、都市間競争に勝って、25万人、30万人都市を目指すといった立ち位置での、政策立案、行政運営をお願いしたいと思いますし、鈴鹿市のキャパシティーはそれが可能だと思います。

名前も、地形も、全て鈴鹿の持っている能力は、25万人、30万人受け入れられると私は思います。

市長もきっと思っていただけると思いますが、今の総合計画ではなく、戦略計画で進めていただきたいということも含めて、何か市長のコメントをいただけたらと思います。


17. 市長


それでは、後藤議員の御質問に答弁申し上げます。

新たな中・長期的計画の策定に当たりましては、地球全体的と言いますが、我が国全体での避けられない大きな問題としての人口減少社会を見据え、今後、訪れる社会経済環境を十分に認識したうえで、将来のリスクに対応すべく、子どもたちが健やかに育ち、市民の皆様が安心して生きがいを持って暮らしていただけるような施策等を明確にしていきたいと考えております。

そして、少子高齢社会の厳しい環境の中でも本市が持続的に発展ができるよう、この計画を推進していくことにより、本市が元気であり続け、都市間競争に打ち勝つような「まち」を目指してまいりたいと考えております。

その結果、本市の人口が、維持あるいは増加となりますような、多様なニーズにも柔軟な対応が可能となってくるような、そのようなより魅力のあるまちづくりにつなげていけるようにと考えております。

その中で、戦略的プロジェクトチーム、いろいろ今、対応をしておりますけれども、またそういった面でのご意見をいただければそういったことも反映してまいりたいと思ってりますので、今後もそういった議論を積み重ねてまいりたいと思います。

よろしくお願いいたします。


18. 後藤光雄


市長、ありがとうございました。

東京都区内では、区民の取り合いをしています。

それは政策で、うちのが手厚いですよということで、区民の取り合いをしています。

ここでも同じことだと思います。

住民は同じように住民税を払って、いろんな施策を受けるわけですから、住んでみたい、住みたい、ずっと住んでいたい、そんな鈴鹿市にぜひしていっていただきたいと思います。

それから教育長に、子どもの環境整備は先送りをしないでください。

子どものためであれば、我慢も出来るという部分は大きいと思います。

私たちが生きてるのは、次の時代に送るからです、今を。

ぜひ教育環境の整備、子どもたちの環境整備をよろしくお願いしたいと思いまして、私の質問を終わらせていただきます。

ありがとうございました。


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