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■平成29年12月5日   要約  議事録

■■■平成29年12月定例会 (12月5日)

 

水素ステーションの活用について
質問 スマート水素ステーションを1億4千万円かけて設置したが、月約5,400km走行可能な水素を発生させながら、市の公用車が約215km走行利用しているだけの現状から市内登録の水素燃料電池自動車の利用が考えられないか
答弁 鈴鹿市は、本田技研工業株式会社と岩谷産業株式会社との3者間で締結しております「スマート水素ステーション(SHS)運用規定」に基づき,本市の燃料電池自動車のみ給ガスを行っております。

 本市といたしましては,導入いたしました燃料電池自動車や「SHS」について,今後更に費用対効果の高い施設として活用してまいりたいと考えております。

提案 ホンダクラリティと可搬型外部給電器と連結すると一般家庭7日分の電力が可能となり、災害被災時などの非常用電源として避難所や医療機関にも供給可能と聞いている。水素燃料電池車所有者との非常時での車両提供協定等を結ぶことを条件に、市設置のスマート水素ステーションの利用を早急に考えてほしい
公園の除草・草刈について
質問 市内の公園の数、その公園の除草・草刈にかかる費用とその方法の現況はどうなっているか
答弁 389か所の公園及び緑地があり、費用は約5,300万円かけている。業務委託、指定管理、自治会やボランティア団体への委託で行っている。
提案 公園に地域の人々が安心して集いやすくなるように、市内全ての公園の芝生化に取組み、市民の手による管理を含めた安全な公園の活用を考えていってほしい

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■平成29年12月5日   要約  議事録

1. 後藤光雄 2. 産業振興部長 3. 後藤光雄 4. 産業振興部長 5. 後藤光雄 6. 産業振興部参事 7. 後藤光雄 8. 都市整備部長 9. 後藤光雄 10. 都市整備部次長 11. 後藤光雄 

■■■平成29年12月定例会 (12月5日)

1. 後藤光雄


議席番号23番 鈴鹿の風 後藤光雄です。

久しぶりに 一般質問をさせていただきます。

今回の質問は、スマート水素ステーションと公園の除草についての2つの質問を通告させていただいていますが、予算執行するに あたっては、活きたお金の使い方をしてほしいという観点での質問ですので、よろしくお願いいたします。

なぜ、そう思ったのか といいますと、11/19の日曜日、所用で上京した折に、東京・新虎通り活用事業「旅する新虎マーケット」の「旅するスタンド」に出店するという案内をいただいていましたので、新橋駅まで足を延ばして、ランチをいただいてきました。

戴いた資料には、店舗名称が「お茶しゃぶしゃぶすずか」で、

「さくらポーク」「お茶」をはじめとした本市の食材や、伝統産業の「墨」などの地域資源を活用し、また、コラボさせた「食」を軸とした体験を提供いたします。

と、ありましたので、期待をして「さくらポークの豆味噌焼き定食」をいただいてきました。

日曜日は、オフィス街でもあるため人通りも少なく閑散としていましたが、平日はビジネスマンに人気で忙しいということでしたので、嬉しい気分になっていただいてきました。

店内に入ってランチを頼んで待っていると出されてきたのが「冷たい水」だったんです。

お店の名称が「お茶しゃぶしゃぶ すずか」ですから、どうして「冷たい水」ではなく「お茶」でもてなしてくれないのか.

「冷たいお茶」か「温かいお茶」どちらにしますか?

と聞いていただけたら、よかったななあ・・・と。

せっかくの出店で、シティセールスもしっかりできるのになあ・・・と、とても残念でした。

いろんな事業に経費をかけて行うわけですけれども、活きたお金のかけ方と、もったいないかけ方、間違ったかけ方があるとして、お客さんに出すお茶の予算までは組まれていなかったという事でしょうけれども、店名に使った「お茶」が感じられないもてなしでは、エリアの一角にありました「旅するストア」で、お茶を購入していただくチャンスを、自ら放棄しているような気がして残念で仕方ありませんでした。

そんなことがあり、大切な税を使っている事業について活きたお金の使い方になってほしいという気持ちを込めて、「水素ステーションについて」と、「公園の除草について」の2つの質問をさせていただきます。

まず、一つ目の質問は、水素ステーションの活用について、ということで、今年の5月から供用されている、市役所西ロータリーに設置されたスマート水素ステーションについて質問をさせていただきます。

平成28年。

昨年の2月9日付の各派代表者会議資料として「鈴鹿市水素社会ロードマップについて」が配布、説明されました。

年度中の完成を目標に140,000,000円の予算が承認され、設置にかかりました。

完成間際に不具合が見つかって使用開始は今年、平成29年5月にずれ込みましたが、本田技研工業の自動車製造を最大の工業出荷高としている鈴鹿市にとって、今、自動車産業が置かれている、化石燃料からの脱皮、CO2削減の波によるEVといわれる電気自動車や、ハイブリットや、プラグインハイブリッドと並んで、水素を燃料とする燃料電池車の開発に寄与することは、EV化によって自動車関連企業、下請け企業の部品調達率が大きく減少してしまうということが予想もされることから、地元の産業を守るためにも必要なことと感じて、スマート水素ステーションの設置、そして燃料電池自動車ホンダ・クラリティのリース契約と合わせて議会で承認したところでありますが、どうも、市内の企業さんが導入したクラリティや、トヨタ製のミライなど複数の水素燃料電池車が市内に登録されているのに、市役所の 水素ステーションは利用できないということを耳にします。

そもそも設置後の利用状況について、市役所に設置したスマート水素ステーションの能力と、対する市のクラリティの稼働状況、現在鈴鹿市内に登録されている燃料電池自動車の台数について 説明をお願いいたします。


2. 産業振興部長


それでは,後藤議員の御質問,「水素ステーションの活用について」のうち,市役所に設置したSHSの能力と稼働状況、燃料電池自動車 (FCV) の登録数と水素充填の現状について答弁申し上げます。

昨今,化石燃料の将来的な枯渇や地球環境問題の深刻化を背景に,今後の低炭素社会の切り札として,水を電気分解して大量に製造できる水素が化石燃料に代わる次世代エネルギーとして注目を浴びております。

本市はその普及及び利用拡大に寄与する取組として,平成25年5月,全国に先駆け,水素ステーション設置に伴う建物・設備や土地に賦課される固定資産税の相当額の交付,整備のために購入された用地取得費の一部助成など,水素ステーションを積極的に誘致するための奨励金制度を創設いたしました。

こうした中,国内の自動車メーカーから,水素を燃料とした燃料電池車,いわゆるFCVが市場導入され,本市に製造拠点を置く本田技研工業株式会社からも,昨年3月に「クラリティ フューエル セル」が発表されましたことから,本市では,昨年10月に,この「クラリティ フューエル セル」を中部地区で初めてリース購入いたしました。

また,併せて,可搬式で,燃料電池自動車と繋ぐことで,一般家庭1軒当たり7日分の電力を供給することができる外部給電器と,現在,本庁舎北側に設置しております,燃料電池自動車と接続することで,災害時などで停電になった時でも5階に設置する災害対策本部に安定した電力を供給できる充電器を購入いたしました。

この「クラリティ フューエル セル」の公用車としての活用につきましては,産業振興部をはじめとする,各部局で使用しており,購入後の走行距離につきましては,平成29年12月1日時点で,3,050kmで,月当たりに換算しますと,約215kmでございます。

こうした公用車として活用することはもちろんですが,燃料電池自動車の普及を先導的に進めるため,本年4月,イオンモール鈴鹿におきまして,本田技研工業株式会社と鈴鹿工業高等専門学校との産学官の連携で,「水素エネルギーフェア2017」を開催し,市民の皆様に試乗もしていただくなど,市民や未来を担う子どもたちに見て,触れて,感じてもらい,ともに水素社会を実現できるよう,これまでも市内外の様々なイベントに展示してきております。

また,台風21号の影響が懸念される中,10月22日に投開票が行われた第48回衆議院議員総選挙におきましては,開票場所でありますAGF鈴鹿体育館におきまして,停電時の備えとして,「クラリティ フューエル セル」と外部給電器を繋いで,開票中に2基の補助照明を点灯させておりました。

このように,今後,自然災害などで電源を喪失した時などにも,ライフラインのひとつとして幅広く活用していきたいと考えているところでもございます。

現在,水素を燃料として用いる燃料電池自動車は,「クラリティ フューエル セル」と平成26年に発売されましたトヨタ自動車株式会社の「ミライ」の2車種でございまして,一般社団法人自動車検査登録情報協会の調べによりますと,国内における2車種の登録台数は,本年3月の時点で1,813台でございます。

その内,三重県内の登録台数は32台で,市内におきましては「クラリティ フューエル セル」が4台,「ミライ」が2台の計6台でございます。

また,本年5月には,低炭素・水素社会の実現と,燃料電池自動車の普及・促進のため,環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金を活用し,再生可能エネルギーとして,本市の太陽光発電を活用しました小型水素ステーション「SHS」を中部地区の自治体として初めて導入し,PR性の高い場所である,本庁舎西側ロータリーに設置をいたしました。

この「SHS」の水素製造能力は1日当たり1.5kgであることと,また,充填圧力が商用の水素ステーションの70メガパスカルに比べ,半分の35メガパスカルであり,燃料電池自動車の燃料タンク5kgの約50%の給ガスが可能であることから,1ヶ月あたりの充填能力としましては,18回分の給ガスが可能でございます。

導入からの充填状況といたしましては,導入後の約半年で生成された水素は,約34kgでございまして,その内,「クラリティ フューエル セル」に充填した量は,15回で15.1kgでございます。

現在,「SHS」による給ガスは,本田技研工業株式会社と岩谷産業株式会社との3者間で締結しております「スマート水素ステーション(SHS)運用規定」に基づき,本市の燃料電池自動車のみ給ガスを行っております。

 本市といたしましては,導入いたしました燃料電池自動車や「SHS」について,今後更に費用対効果の高い施設として活用してまいりたいと考えておりますので,御理解賜りますよう よろしくお願い申し上げます。


3. 後藤光雄


答弁によりますと、市役所に設置したスマート水素ステーションと市のクラリティの稼働状況が、説明によると、クラリティのタンク5kgの半分の充填能力である。

満タン充填で750km走行可能というカタログデータから、ホンダのデータはかなり正確だと私は思っております。

ただ、実際はエアコンとかいろんな状況で600kmとして、一回の充填で300kmくらい走れると換算すると、一月に18回分水素が製造されているということは、5,400km走行できる分の水素があるということです。

市のクラリティの稼働状況が約209kmといわれましたが、それを200kmとすると、27台分になります。

仮に5年リースの契約条件である――今、クラリティの契約条件は月1,500kmから1,000kmに変わりました――月1,000kmを走行するとしても、5台分の水素の充填能力があって、かなり余っているということになります。

市内登録の6台の水素燃料自動車の所有者の方々はどこで、どのように水素の充填を行っているのでしょうか。

最初に述べましたが、スマート水素ステーション設置の議案が出る前に、水素社会ロードマップが配布されました。

マップに示された、2020年には目標値として水素ステーションを2か所、水素燃料自動車210台に向けての取組みをすると書いてあります。

その辺についての、説明をお願いします。


4. 産業振興部長


それでは,後藤議員御質問の,「水素ステーションの活用について」のうち,鈴鹿市水素社会ロードマップに示した2020年に水素ステーションを2ヵ所,FCVを210台に向けての取組みについて答弁申し上げます。

本市は,来るべき水素社会に向け,その普及啓発やインフラ整備,さらに自動車製造に関わる部品や素材などが大きく変わることから,産業育成の方向性等に関して,今後の取組目標や施策展開を検討した「鈴鹿市水素社会ロードマップ」を,平成28年2月に策定をいたしました。

このロードマップでは,「つくる」・「つかう」・「つながる」をコンセプトにして,水素を新たなエネルギー源とすることにより,低炭素社会を実現し,災害時に強みを発揮し,市民の生活を豊かにする新しい世界の扉を開くエネルギーとして水素を活用することとしております。

その中で,燃料電池自動車及び水素ステーションの普及を進めるにあたり,2020年における目標を,それぞれ210台と2箇所としており,燃料電池自動車につきましては,政府の目指すべき普及目標や新車販売台数予測から,水素ステーションの整備個所数については,目標とした燃料電池自動車数の年間水素需要量などから推計をしております。

現在,市内における燃料電池自動車の登録台数は,先ほども答弁させていただきましたように6台でございます。

また,水素ステーションにつきましては,本市と株式会社モビリティランドに設置した小型水素ステーション「SHS」の2ヵ所で,商用の水素ステーションにつきましては,住友電装株式会社を始め,4社で構成する「みえ水素ステーション合同会社」が,四日市市と津市で給ガスができる移動式水素ステーションを運営しており,県内ではこのひとつのみでございます。

議員のご質問にありました,市内6台の水素充填についてですが,本市と株式会社モビリティランドにつきましては,それぞれが管理するSHSで給ガスができ,他の4台につきましては,先ほど申し上げました県内唯一の移動式水素ステーションで給ガスされているものと思われます。

本市では,こうした商用の水素ステーションの設置に向けた取組みを含め,「鈴鹿市水素社会ロードマップ」の目標を達成するために,このロードマップの中で,短期・中期・長期に分けてアクションプランを策定しており,2019年までの短期では,公用車への燃料電池自動車の導入,イベント等への展示・試乗会の開催,小中学生を対象とした再生可能エネルギー教育を,2023年までの中期では,水素関連産業の育成・誘致,市内教育機関との連携,2030年までの長期におきましては,企業間におけるマッチングや水素に関する産学官連携及び共同開発の推進をしていくこととしております。

本年は,地域や行政が実施する防災訓練や三重県が主催する「みえリーディング産業展」、また「第12回子育て応援!わくわくフェスタ」に出展し,多くのお子さまを始めとする皆さまに実際に見て,触れていただき,体感をしていただきました。

また,10年後,20年後の将来を担う小中学生を対象といたしました再生可能エネルギー教育を進めることを目的として,本田技研工業株式会社の「ホンダ次世代水素教育プロジェクト」に賛同し,本年8月に教職員を対象とした水素をテーマにした研修会を開催し,先月には白鳥中学校の3年生176名を対象に,科学技術の発展と地球貢献を実現することを目的とする株式会社リバネスの協力を得て,水素エネルギーに関する出前授業を実施いたしました。

授業を受けた生徒からは,「水素エネルギーと聞いて,最初は爆発など危険なイメージを持っていたが,授業を聞いて,便利で,いろいろなことに安全に利用できることが分かった」という意見があったなど,次世代エネルギーに対する知識の向上に繋がっていくと考えており,今後は,来年1月に鈴鹿工業高等専門学校と,2月には旭が丘小学校の生徒の皆さんに出前授業を実施する予定でございます。

また,エネルギー供給事業者,自動車メーカー及び自治体で構成された組織「中部FCV水素供給インフラ整備推進会議」や,環境省が主催する,「SHS」を導入した全国12自治体で構成されました低炭素水素の利活用拡大に向けた自治体連絡会議「再エネ水素ステーション分科会」に県内の市町として唯一参画し,協議を重ねておるところでございます。

特に,自治体連絡会議「再エネ水素ステーション分科会」では,「SHS」の活用方法や維持管理面など,様々な課題について議論が重ねられており,こうした中,環境省が「SHS」のメンテナンス費用の一部補助について検討を始めるなど,今後も導入している自治体間で情報を共有し,効率的な運用に向けて更に議論を深める必要があると考えております。

本市といたしまして,こうした取組を行政が率先して取り組んでいくことは,燃料電池自動車や水素ステーションの普及に繋がることはもちろん,自動車産業を基幹産業とする本市がこれからも持続的に発展していくためには大変重要であると考えておりますので,今後ともご理解ご協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。


5. 後藤光雄


まったく新しい技術の普及という点では、本当に簡単にはいかないと私も思います。

市民の税金を使って設置したスマート水素ステーションを、供給能力が余っているのに、市民が使用できない状況を、改善することが、より普及の促進にも繋がるのではないかと思います。

10月25日の日本経済新聞に、ホンダ技研工業が2018年からスマート水素ステーションの倍の充填能力を持つ水素ステーションを全国100か所程度の整備を目指すという記事が載っておりました。

3分で満タン充填ができ750km走行できるということです。

しかも、一般的な水素ステーションの建設費が4〜5億円なのに対し、新型は5〜6千万円でできる。

そういう安い設置コストで、今、現在7月末の時点で全国91か所、四大都市圏に集中している状況を改善しようとしている、とありました。

ホンダのクラリティには、可搬型外部給電器がともに販売されていている,と先ほど説明をいただきました。

一般家庭のおよそ7日分の電力を供給可能であるといわれていて、災害被災時の非常用電源として、避難所や、医療機関にも供給可能だと聞いていますし、先の衆議院議員選挙の開票作業に市の体育館で使用したことも答弁いただいた通りですね。

市設置のスマート水素ステーションで供給能力が余っている状況、所有者が四日市あるいは津まで充填に行かなければならない状況から考えると、市のスマート水素ステーションを使用できる条件整備をして、例えば災害時の協定を結ぶということでの使用条件を付けででも、一般に販売できるようにすることが、市の危機管理にもつながるのではないでしょうか市のクラリティ専用のスマート水素ステーションでなく、一般への販売を可能にするということについて、お考えを聞かせてください。


6. 産業振興部 参事


それでは後藤議員の再度の御質問につきまして答弁申し上げます.

市内で所有されている燃料電池自動車を、災害時に電源媒体としてご協力いただく旨のご提案につきましては、大変ありがたく貴重なご意見でありますことから、その燃料電池自動車への災害時における給ガス等,今後もSHSの幅広い活用について、自治体連絡会議「再エネ水素ステーション分科会」の共通の課題として引き続き検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

以上です。


7. 後藤光雄


EV、電気自動車の開発がどんどん進んでいます。

自動車が、電化製品となっていくと論評する方もみえますが、ある日突然、すべての車が最新技術のものに変わるわけでもなく、現在のエンジンを搭載した車との共存を図りながら、地球全体の環境も考えていかなくてはならないわけですから、今回のスマート水素ステーション設置の判断が、もったいない、無駄だった投資にならないようにしてほしいと思います。

政治というのは、現在の市民ニーズに応えるだけではなく、100年後を見通すことも必要です。

ぜひ早急に、未来に向けた取組をよろしくお願いしたいと思います。

次の質問に移ります。

2:公園の草刈りについて

2つ目に通告させていただきました「公園の除草・草刈りについて」質問をさせていただきます。

鈴鹿市内には、「県営青少年の森」から街角の「小さな公園」まで沢山の公園があります。

市のホームページで、「公園」と入力して検索すると「神戸公園」から「鈴鹿川河川緑地」までの18か所の公園が写真入りで、公園の場所、広さ、トイレ・駐車場の有無、などと併せて公園の特徴も案内してくれています。

このほかに公園一覧がエクセルのシートで分かるようになっています。

今回の私の質問は、その沢山の公園の除草・草刈は、どのように行われているか、どのくらいの予算がかけられているか、公園の広さや、管理を誰、何処がしているのか、そういうことでいろいろと違ってくる点があると思われますので、現況について説明をまずしていただきたいと思います。


8. 都市整備部長


それでは,公園の草刈りについての御質問のうち,草刈りの方法と経費の現況についての答弁申し上げます.

平成28年度末現在,本誌が所管いたします都市公園は,361か所あり,それぞれの公演は,その規模や種類によって,総合公園2箇所,運動公園1箇所,地区公園5箇所,近隣公園8箇所,街区公園342箇所,都市緑地3箇所に分類されます.

また,都市公園法には規定されていない緑地や広場などが28箇所あり,それらを合わせますと,本市が所管する公園や緑地等は,389箇所になります.

維持管理につきましては,業務委託により管理する方法,指定管理者により管理する方法,自治会やボランティア団体に管理を委託する方法と大きく分けて3つの方法により行っています.

先ず1つ目の本市が業務委託により管理をしている公演は,園内の草刈り等を年間管理業務として,高年齢者の雇用の機会やその他の多様な就業の機会確保を図るために,公益社団法人 鈴鹿市シルバー人材センターと契約を結び,業務を委託しています.

また,高低差の著しい急な法面など, 鈴鹿市シルバー人材センターでは作業が困難な箇所の草刈り及び公園内の芝刈りについては,市内の造園業者に発注をしています。

どちらも,年度当初に年間管理業務として契約を結び,草刈りを行う回数は,公園の利用状況などにより差はありますが,年3回程度を基本としています。

業務委託により管理する方法を取っている公園としては, 総合公園である鈴鹿フラワーパーク,深谷公園と5つの地区公園のうち,桜の森公園,箕田公園,御座池公園の3公園,弁天山公園,神戸公園など,8つの近隣公園及び,一部の街区公園等と, そのほか3つの都市緑地のうち,海のみえる岸岡山緑地,鈴鹿中央線緑地の2つの都市緑地でございます。

これらの草刈り対象面積は,約26万6,000平方メートルで,これに要する費用は,平成28年度の実績として約3,353万円でございます。

2つ目に,指定管裡者により管理する方法を取っている公園は,本市唯一の運動公園であります石垣池公園と2つの地区公園,江島総合スポーツ公園と鼓ケ浦サン・スポーツランド,及び,都市緑地であります鈴鹿川河川緑地です。

これら 3つの公園と 1つの都市緑地の草刈り対象面積は, 約9万6,000平方メートルです。

指定管埋者へは,平成26年度から平成29年度までの4年分をまとめて,施設の管理を委託しており, 平成28年度分の草刈りのみを対象とした正確な費用の実績は算出できませんが,草刈り作業と低木の剪定,病害虫防除,植栽管理など他の業務もあわせた費用は,おおよそ1,000万円でございます。

なお,草刈りの回数については,本市の仕様書に記載されている数を上回って実施されていることを確認しています。

3つ目に,地元自治会やボランティア団体に管理を委託している公園や緑地ですが,330箇所の街区公園等に加えまして,鈴鹿フラワーパークの園内及び公園周囲,深谷公園の園内及び鈴鹿川河川緑地の一部を自治会やボランティア団体,合わせて184の団体に草刈りを委託しています。

地元自治会やボランティア団体には,草刈りだけにとどまらず,園内清掃・低木の剪定などもお世話になっているところでありますが,これらの作業を合わせまして,わずかな費用ではございますが,委託料をお支払いし,公園の管理をお願いしています。

なお,委託料は,管理していただく公園の面積に応じて,また,管理していただく施設も加味して,本市で取り決めた金額をお支払いするものでございます。

平成28年度末で,その対象面積は,約34万7,000平方メートルで,委託費用は,約953万円でございます。

草刈りを含む公園管理をしていただく頻度につきましては,各自治会等にお任せしており,それぞれの公園に応じた管理をしていただいています。

以上が,公園の草刈りの方法と経費の状況でございますが,公園の維持管理は草刈りだけではなく,樹木の剪定,遊具の修理や更新,ベンチ・フェンスなどの施設の修繕及び日常の園内清掃等があります。

平成28年度の決算額で,これら公園施設等の維持管理に費やした金額は,約2億7,400万円で,公園事業費全体の約72パーセントに当たり,数多くの維持管理業務を限られた予算の中で,執行している状況でございます。

以上が,草刈りの方法と経費の現況でございます。


9. 後藤光雄


答弁をいただきました。

トータル389か所の公園、緑地・広場を含めてということですね。

それからそこの草刈りを含めた公園施設等の維持管理に充てられる費用の合計が274,000,000円で公園事業費全体の72%に当たるということは公園事業費全体では約380,000,000円かかっているということになると思います。

今回なぜ、この質問をしたかというと、除草、草刈された直後は、見るからに気持ちの良い公園がたくさんあちこちにあるのですが、中には2・30cmほど草に覆われてしまっている姿を見かけたりすることがあったからです。

短く刈り揃えられた 芝生、安全で芝生の上を裸足で歩いたり、ごろごろ転がったりするのは、そういった運動刺激は子どもの成長にとても大切なものだと思います。

先日、慶応大学の医学部の教授が、かつて18歳の約10%程度だった近眼の人が、現在は80%に近眼の症状がみられる。

その原因が太陽光線の中のバイオレットライト、紫色の光を浴びていないからだということが分かったと報告していました。

かつて、子どもが外で過ごす、太陽光線を浴びている時間の平均は一日3時間半程度あったそうです。

近年1時間を割るような状況に 加え、紫外線カットの能力向上で、室内には紫外線とともにバイオレットライトも一緒にカットされていること、スマホや電灯、テレビに使われるLEDのブルーライトの影響があるそうです。

視力を維持、向上させるのに、紫、バイオレットライトがとても必要であるということが分かったとのことでした。

人が、もって生まれた能力を使わずに衰えるのではなく、自ら太陽光線を浴びない生活によって、視力という大切な能力を衰えさせているということの持つ意味の大きさにびっくりしたのですが、健康寿命を延ばす意味はもちろん、コミュニケーション能力の 低下、子育て環境の孤独化等、生活環境の改善の必要性が言われる中で、389か所もある公園の利用が大きな力となってくれることを期待しますが、今後の公園の草刈り、除草のあり方についてのお考えをお聞かせください。


10. 都市整備部次長


公園の草刈りの今後のあり方についての御質問に答弁申し上げます。

近年,急速な少子化の進行や子どもの遊び方の変化などにより,生活の中で,子ども達が外で遊ぶ声を聞くことが少なくなっています。

また,地域コミュニティが希薄になっており,近隣住民とのコミュニケーションの機会もずいぶんと減っています。

このような中,子ども達が安心して遊ぶことができ,地域住民の皆様がコミュニケーションを図ることのできる憩いの場として,公園の環境を整えていくことは,公園管理者として,大変軍要であると認識しています。

しかしながら,公園の維持管理には,先ほどの答弁にもありましたように多額の費用が必要となります。

市単独では,市内に多数ある全ての公園を維持管理していくことは大変厳しいため,地元自治会やボランティア団体の方々に御協力をいただきながら,現状を維持しているところでございます。

今後も,草刈りについて,公園の規模や状況,地域の実情などに応じた手法を用い,また,地域の皆様の御協力を賜りながら,出来る限りの維持管理を行っていきたいと考えていますので,御理解くださいますよう,よろしくお願いいたします。


11. 後藤光雄


約800万人と言われる団塊の世代―1947〜49年生まれの方々ですね―前期高齢者(65〜74 歳)に到達するのが2015年、そして、75歳を迎えるのが2025年です。

現在1,500万人程度の後期高齢者人口が、約2,200万人まで膨れ上がり、全人口の4人に1人は後期高齢者という超高齢化社会となります。

自分が育った田舎といわれる信州でも、思い切り走り回れる芝生広場はほとんどありませんでした。

福井県の坂井市三国町にある芝政ワールドのような広大な芝生広場にあこがれていましたが、どうも日本は庭園としての観賞用の芝生としての普及はされたものの、入るべからずではなくて、どうぞ入ってくださいの芝生の普及はまだまだなのかもしれません。

イギリススタイルの学校教育を導入したといわれる日本の義務教育ですけれども、本家イギリスの学校は、日本のように平らな運動場ではなく、斜面のところもあるし、多くは草に覆われています。

社会体育の進んだドイツの学校には運動場という概念がなく、木々が育つ庭の中の芝生を走り回る子どもの姿がありました。

鈴鹿の将来を考えると、海から山まで続く豊かな自然の中で、花木に囲まれた芝生の広場が公園の定番であるという、子育て環境の充実があってもいいと思いますが、芝生の維持管理は並大抵のことではありません。

しかし、公園の管理を市に依存するだけでなく、恩恵にあずかる市民の力で安全で安心な公園づくりができないものか、地域の人が出会う公園なら子どもも安心して遊べますし、地域の人の顔がみえるコミュニティづくりにもつながると思います。

行政の役割としては、砂ぼこりが立つ公園の施設の維持管理にとどまらない、公園の緑地化を含めた地域づくりの一つとしての啓蒙も行える体制づくりが、生きた税金の使い方につながる、また、つなげなければならない状況であると考えますので、ぜひ一考をお願いしたいと思います。

12月1日の市制75周年の市政功労表彰の式典に参加しました。

冒頭に言いました「お金の使い方・気の使い方」ということで最後にひとつ触れたいのですが。

199人と45団体が表彰されましたが、配布された資料には教育文化、社会福祉などの6部門の被表彰者の名簿のみでした。

名前毎に「市議会議員3期」などの理由がなぜ入らなかったのか、非常に不親切感を感じました。

担当者はわかっているでしょうけど、市制75周年の市民のお祝いの会に功労者表彰するのに、表彰理由がわからないのはいかがなものでしょう。

ホームページにも名前が載っているだけです。

誰のために、何のために行っているかという意識が、行動に現れます。

行政全てに、時間とお金がかかっているわけです。

それは市民のために、市民のお金を使っているわけです。

そういう意識が伝わるような行政であってほしい。

と最後にお願いをして今回の私の質問を終わりにいたします。

ありがとうございました。


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